殻牡蠣の開き方 と 美味しい牡蠣めしの作り方

北海道から大きなトロ箱に殻牡蠣が届きました。

10kg以上ありそうです。

このままおいてはおけないので、殻焼き用にいくつか残して、後は中身を出すことにしました。

殻から出しながら、家内が一晩掛かりそうって大げさなことを言っています。

要領が分かっていないようなので手伝うことにしました。



殻にへばりついている貝柱を切れば比較的簡単に開けられます。

そのためには先ず貝柱のある場所を知らないといけません。

?先ず牡蠣の平たい面を上にして、膨らんでいる方を下にします。

?上下左右の一番広がっているところにタテとヨコのイメージ線を引きます。

?4つに区切られた右上のマスの平たい方の殻の部分に貝柱はくっついてます。


これさえ、ちゃんと把握しておけば、薄いヘラをその部分に差し込み、コチョコチョと動かすだけで貝柱が切れて、簡単に開くことができます。

もし、ヘラを差し込む隙間がなければ、貝柱のある部分の殻の縁をちょっと叩いて砕けば、ヘラを差し込むことができます。

殻で手を切らないように軍手をすることをオススメします。安心して作業ができますよ。

そんなことで、貝柱を切るまで私がやり、中身を取り出すのは家内の仕事になりました。

1時間ほどかけてやっと殻焼き用以外の牡蠣をむき終えました。




殻付きのまま残したものを焼くことにしました。

焼くと貝は自然に開きます。

いいにおいがしてきました。

カボスのポン酢をかけていただきました。

オイシイッ!


むいた貝は今日使う分を残して冷蔵庫で保管します。

欠けた貝の破片が残らないように、きれいに洗って水気を取り、冷蔵庫におさめました。




さあ、今日は先ほど頂いた殻焼きのほか、カキフライと、牡蠣めしといきましょうか。

カキフライは、大きな牡蠣でない場合は、2個か3個をまとめて1つにします。

まとめて1個にすれば形の整った大きなカキフライができます。


プロのお店でもこのようにして出すところもあります。





こちら、我が家の牡蠣めしです。

牡蠣を原形のまま炊きあげるよりも、もっと美味しく頂けますので一度おためし下さい。

? 原形のままのものを、いくつか飾り用に用意します。

? ?の飾り用の牡蠣は、先に調味料液で軽く煮ておきます。

? 飾り用とは別の牡蠣を、ヒモの部分と白い身の部分に切り離します。

? ?の白く膨らんだ身の部分を裏ごしてお米に混ぜ、?の煮汁(調味料液)を加えて炊きあげます。この煮汁が足りない時は適宜調味料液を足します。

? ?のヒモの方はそのまま一緒に炊き込みます。

? ご飯を蒸らす時点で?の飾り用の牡蠣を一緒に入れます。


このように裏ごしをして、一緒に炊きあげることでご飯に味が染みこみ、とても美味しい牡蠣めしができますよ。