「下仁田ねぎ」は今が最高 第2章 調理編
すぐ下の第1章から見て下さい
「下仁田ねぎ」の短い青葉の新芽にはムチンがギュッと詰まっており、生でかじると辛くて食べられないほどですが、熱をかけると甘味に変わると第1章で書きました。
この部分は天ぷらにすると絶品で、卵黄と小麦粉でムチンの粘液が流れ出ないように封じ込めて
揚げると至福の味と聞きました。
さっそく、天ぷらにして見ました。
この味はなんだろう?
とにかく美味しいんです。なんとも言いようのない甘味があり、ちょっと例えようのないまろやかな食感です。
次に白根の太い部分をそのまま直火で焼いて、焼きナスならぬ焼きねぎにしてみました。
表面が焦げて真っ黒になるにつれて、香気とともに硬い白ねぎは驚くほど柔らかくなっていきます。
火からおろして真っ黒く焦げた部分を一皮剥いていくと、中はしなやかで透き通った色に変わっており、とてもいい香りに包まれていました。 「下仁田ねぎ」はほとんど繊維がないので、とろけるような甘さに、これまた舌鼓をうちました。
たまたま、1月27日(土)に関西テレビ(フジテレビ系)の「ベリーベリーサタデー」でこの「下仁田ねぎ」が紹介されていました。
焼きねぎにしても甘味に溢れ、天ぷらにしてもまろやかで美味しく頂けました。
さあ、明日は番組で紹介されていた産地直伝「下仁田ねぎのとろとろグラタン」にもトライしてみることにします。
結果は、書かずとも推して知るべしでしょう。
こんな美味しい食べ方があったのに、今までは、すき焼きや寄せ鍋にしか使ったことがなかったのです。
もちろんすき焼きや寄せ鍋は万人の認める常道ですが、更に一工夫することで、またひと味違った美味しさを味わうことができます。
みなさんも「下仁田ねぎ」が手には入ったら、是非一度トライしてみて下さい。
たかがネギ、されどネギ・・・・・それこそ目からウロコですよ。