中国が国産であると強調する「はやて」モデルの新幹線

日本の新幹線技術で製造された「中国版新幹線」が、28日から営業運転を始めました。

日本の企業が東北新幹線の「はやて」をモデルにした車両を一部完成車両として輸出して、技術供与先の中国企業現地生産しています。

ところが、主要メディアが「国産」だ、「自主技術」だと報道しているため、ほとんどの人が日本からの技術導入を知りません。

こういうところが、汚いですよね。ODAで技術協力を受けて、また開発途上国資金援助を受けて橋を造ったり、ダムを造っても、その資金や技術が日本から出ていることを言わない中国です。

この中国版新幹線の「CRH−2」は、8両編成で610人乗り。当面は従来の列車と同じ最高時速160キロに抑えられていますが、4月のダイヤ改正後はスピードアップし、時速200〜250キロで上海〜南京、上海〜杭州を結ぶ予定です。




写真は日テレさんよりお借りしました