相生カキ祭り ②

相生を後にして、雨の中赤穂方面に向い走りました。

相生のカキは相生湾の西岸に位置する坪根(つぼね)地区と東岸に位置する鰯浜(いわしはま)地区の生産者によって水揚げされます。

坪根地区を過ぎて暫く走ると赤穂市です。赤穂市のカキは坂越(さごし)地区で生産され、ここには赤穂漁協青壮年部が運営する道の駅ならぬ海の駅「しおさい市場」があります。

相生の水産市場で殻付きの大きな焼きガキ2個と漁師のおばちゃん達が作った1串に2コ刺したカキフライを2本も食べたのでもうお腹は空腹ではありませんが、もう少し食べて行こうとバーベキューハウス「くいどうらく」に寄ったのですが、さすがにこの季節はここも行列です。

あきらめました。トイレだけ借りて、売店でナスを形どった備前焼きの箸置きを買ってここを出ました。



そして赤穂御崎から千種川に向かう途中にあったお寿司屋さん「まるみ吉まん」さんで、穴子寿司と鯖松前寿司を二人で半分ずつ分けて、それに讃岐から取り寄せたというウドンと信州から取り寄せたというソバを頂きました。

穴子はとろけるような煮込穴子、鯖は若狭から取り寄せた臭みのない旨味のある鯖でとても美味しく、穴子箱寿司を1本折りに詰めて貰い帰宅後の晩ご飯用に持ち帰ることにしました。

讃岐ウドンと信州ソバ・・・、う〜〜ん、こちらはコメントなし。(笑)



雨も降っていたので、この後はどこにも寄らずまっすぐ帰路につき、6時前に無事帰って来ました。

早速、買ってきた殻付きのカキを冷蔵庫に・・・。

1袋1.8kgが2袋で合計34枚入っていました。



晩酌に少し焼いて見ました。

部屋中に焼きガキの香ばしいにおいが漂っています。



大きなぷっくりとしたアツアツをほおばれば口の中いっぱいに潮の香りが広がり、何もつけなくても十分に満足出来る味です。

相生のカキは熱しても身がほとんど縮まらないのが特徴です。

酢ガキ、焼きガキ、カキ鍋、フライ、お好み焼きといろいろな食べ方が出来、その豊富な栄養にはもう目がありません。