相生カキ祭り ①

数日前の新聞で「相生カキ祭り」が開催される事を知りました。

岩ガキは別にして、本州の真牡蠣の養殖は東日本の三陸産、中部地区の志摩半島的矢湾産、西日本では広島産が特に有名です。

ところが、意外に知られていないのが兵庫県産のプリプリの大粒のカキです。

兵庫県は全国5位のカキの生産地で、中でも西播磨赤穂市相生市の養殖イカダは冬の風物詩となっています。

山の養分が千種川揖保川から播磨灘へと運び込まれ、その恵みを受けた相生のカキは栄養が豊富で、その大きなプックリとした粒の大きさには定評があります。

昨シーズンは一昨年夏の猛暑の影響を受けましたが、今シーズンの相生産は海水の温度が低かった事もあって例年より更に粒が大きいといいます。



お天気が夕方遅くから雨模様という事でしたが、日中は大丈夫だろうと踏んで、ちょっくら行ってみることにしました。

阪神高速第二神明道路加古川バイパス、姫路バイパスと乗り継いで約100km・・・。

会場近くは車の渋滞、着いてからも駐車場は会場からはるか離れた場所に駐める事になりました。

11時頃にのこのこ出かけても遅すぎるというもの、そりゃそうだ。(笑)

会場へ向かう道すがら帰ってくる大勢の人に出会いますが、ほとんどの皆さん手ぶらです。カキ祭りなのに皆さんカキを買ってこないの?単純な疑問です。

いよいよ野瀬公園野球場特設会場に到着。これはスゴイ。大変な人出です。



1人1個焼きガキ試食用に頂けるコーナーでは長蛇の列が・・・。

そして、1袋1000円の殻付きカキを売るコーナーもいつまで待っても前へ進まないほどの行列が続きます。




あちらこちらに散在する焼きガキ用の炭火に並べられた殻付きのカキ、最高の素材を前にすれば理屈はいりません。

買った人は炭火の上で殻ごと転がすだけ。吹きさらしの浜風の中で味わう大きなプックリとした熱々のカキは格別なようです。

食べた後のカキ殻は会場の隅に駐めた小型ダンプにリサイクルのためにポリ袋や箸、紙皿などと分別して回収しています。まだお昼前というのにダンプカーの上は山積みとなっています。


後からテレビや新聞のニュースで知りましたが、京阪神岡山県などから約1万2千人が訪れ冬の味覚を楽しんだという事でした。

私たちは先ず圧倒されてしまい、どの行列にも並ばず、取り敢えずブログ用の写真を撮っただけで会場を後にしました。

みなさんが手ぶらで帰ってくる理由も判りました。ここでは買って帰るのではなく、会場で食べるという最高の味わい方をしているのでした。

会場を後にして車に戻ったのが丁度12時。車に戻ってから会場で頂いたパンフレットをもとに、カキ料理を食べられる店を探している間に、今まで一粒も降っていなかった雨が急に降り出して来ました。 

あまりにも急です。でも、よかった。もし会場で焼きガキを食べようと思い、行列に並んでいたら、その時点で降られていたでしょうから・・・。



その後、車で2km北にある一昨年の冬に開業した相生市立水産物市場(鮮魚とれとれ市場)まで走りました。

そこにもかなりの行列が出来ていましたが、野瀬公園会場ほどではなかったので、雨の中試食用の焼きガキの行列に2回並んで家内と2個ずつ頂き、カキフライの行列では2串300円を1皿ずつ食べて、そして持ち帰り用に1.8kg1000円の殻付きカキを2袋買って帰りました。

今日はお祭りなので、日ごろの売価に比べると大分安い値がついているようです。