ジョブカフェ、ジョブパーティって何?

ジョブカフェジョブパーティって、なんだかご存知ですか?


先ずは、この「ジョブカフェ・ビデオ」をご覧下さい。


ジョブカフェ」とは、経済産業省が2004年から全国46都道府県に設置した若者の能力向上と就業促進を目的とした若者と企業の「出会い」を支援するサポートセンターのことで、ハローワークよりもハードルが低く、情報提供だけでなく、適性診断、カウンセリング、セミナー、職場体験などきめ細かく若者の就職を支援するサービスを行っています。「若者の自立・挑戦」をサポートするために、多くの関係者が使命感と意欲を持って、一人でも多くの若者が自分の将来を見出し、就職できるように全面的に支援しています。

まだまだあまり知られていないのが実情ですが、その「ジョブカフェ」の一つ、東京しごとセンター主催の「ジョブパーティWEEK」をのぞいた様子が、以前神戸新聞に掲載されていました。

それによると、「ジョブパーティWEEK」の会場は東京・飯田橋東京しごとセンター3階のヤングコーナー。この時は若者42人と企業10社が参加して椅子を車座に並べ、3時間にわたってざっくばらんに話し合いをしたそうです。合同就職説明会などと違う点は、採用を前提とした面接ではないことです。

正社員を辞めて新たに仕事を探している参加者の一人は「自分からいろいろ話を聞けて新鮮だった。求人票やホームページでは分からない話が聞けてよかった」と話しているそうです。

一方、ボランティアで協力した企業側にも成果があったようで、あるセキュリティ機器メーカーの業務部長は「思っていた以上に若い人たちが仕事に真剣に向き合おうとしている姿勢を感じた。自分の道を探して悩んでいる人が多く、若い頃の経験は無駄ではないと話した」と採用選考とは違う手応えを得た様子だったと書いてありました。

 「ジョブカフェ」のホームページには、全国のジョブカフェ46カ所のホームページアドレスを始め、サクセス・ストーリー、若者の就業支援に熱心な方々のジョブカフェ応援メッセージなど、若者を支援する内容が盛りだくさんです。

自分に合った仕事がなかなか見つからない若者が増えています。一方で中小企業は人材確保にひと苦労をしています。

激変する時代の中、新しい価値観を持つ若者と、将来の発展のために若い人材が欲しい企業。この両者の間に理想の架け橋を築きたい。そう願いながら、若者と企業をさサポートしていくのが「ジョブカフェ」です。

「どんな仕事がむいているのかな?」「あの仕事をするにはどうすればいいの?」・・・・進路に関する様々な疑問・質問をぶつけるとスタッフが親切に対応してくれます。こんな若者のためのサポートセンターを使わないのはもったいないですね。

「自立と挑戦」を考えているなら、まずはコーヒーを飲む感覚で気軽に立ち寄ってみて下さい。