海の日

一昨日、東海地方から東北地方まで一気に梅雨明けが発表され、昨日は西日本では各地でうだるような猛暑日を記録しました。

夏休みに入った初めての日曜日、13人もの人が海で命を落とし重体の人も3人いたそうです。(NHKニュース7)


「海」という字をじっとみつめると、中に「母」があり、母と海の間には様々なつながりがあると日経新聞の春秋欄は綴っています。

広辞苑を引くと、母には「物事を生み出すもと」という意味もあるそうです。

「生み」が「海」の語原かどうかはわからないけれど、そう言えばフランス語では綴りこそ違え、母も海も「メール」ですね。(母=Mère、海=La mer)

フランス語では船の名前も、車の名前も女性名詞です。

ただ複合語となると日本語で母とついても、母校(Une vieille école)はともかく、母国(Un pays natal)、母港(Le port de maison)など、もとの単語に影響されて男性冠詞がつきます。尤もフランス語では「母なる」学校とも、「母なる」国、「母なる」港とも言ってはいませんが・・・。(笑)

ま、フランス語はともかく、母国も、母校、母港も・・・、いずれもたしかに帰るべきふるさとを連想させます。


母に比べ父は分が悪いように思えますが、キリスト教では父は神です。

こちらは広辞苑では比喩的に「先駆者」の意味もあるそうで、建国の父、革命の父、開拓の父、発明の父などがそれを表す言葉でしょう。

父には謹厳なイメージがあります。


が――、ウチの子供たちは私に謹厳なイメージを持ってくれているでしょうかねぇ? 甚だ疑問です。いえ、正直言って私に謹厳さはありません。(笑)


母なる大地・・・陸もまた母、海だけではありません。

やっぱり我が奥ちゃまには勝てそうもありません。(苦笑)


今日は「海の日」。

海に行くもよし、お母さん孝行をするもよしと記事は結んでいました。