箱根仙石原 ラリック美術館?

(箱根仙石原 ラリック美術館?より)


ラリック美術館の特別展示「ル・トラン」は、レストラン棟に併設されており、このサロンカーでカフェを満喫できます。




「ル・トラン」は完全予約制で、影像説明と車内見学、コーヒーまたは紅茶にデザートが付いて一人2100円です。10時から4時まで7回、各45分の見学で一回につき20名の定員制なので入館と同時に予約をしておきました。






走る豪華ホテル、走る貴賓室と呼ばれ、アガサ・クリスティマレーネ・デートリッヒ、各界の有名人や著名人を魅了し続けたオリエント急行

この車内の天井の照明をはじめ、内装には150枚以上におよぶラリックのガラスレリーフが飾られています。






車両にはめ込まれた「NOSTALGIE ISTANBUL - 0RIENT EXPRESS]の銘板。





左。車両の中央に描かれたエンブレムと車窓越しの車内。奥の反対側の窓の右端に1枚だけラリックのガラスレリーフが見えます。

右はその3連セットになったガラスレリーフです。上下にはブドウのモチーフ。ガラスの裏側に銀板が貼ってあり、より立体的に見えるように加工されています。また、描かれている人物はフロスト(すりガラス)加工がなされていて白く見えますが、ブドウの粒は透明なままという手の込んだ技法が用いられています。(ブドウの透明感は小さいですが左の写真の方が鮮やかに見られると思います)。


※車内では撮影禁止となっており、装飾品はもとよりティセットすらカメラに収めることができませんでした。

ラリック美術館の入館券は1500円です。 ローソンで前売り券を買うと300円引きになります。 また、この入館券を持っていれば次回のミュージアム入館料は300円引きとなり、ミュージアム以外のショップやレストランには1年間無料で入れます。

オリエント急行のサロンカーでお茶を飲むなら、行ったらすぐ予約しておくのがいいと思います。私たちも11時半に入館しましたが、入館時に15時の予約をいれ、先ずは食事をして、その後ミュージアムを見学、そしてショップで時間を調節して「ル・トラン」の見学とスムーズに運ぶことが出来ました。