コンビニ24時間営業の是非

コンビニの深夜営業を温暖化対策のため廃止させようという動きがあります。(日テレ/TBS)

東京都や埼玉県、神奈川県、京都府自治体では、時間短縮をしてCO2排出を削減し、省エネを推進すれば、深夜の人件費も削減できるし、ひいては深夜に徘徊をする青少年の非行防止にもつながると自粛を求めています。


反対にコンビニ側は、深夜営業中のCO2の排出量は日本全体のたった0.009%に過ぎず、夜11時から朝7時まで閉店することにより売上げが20%も減少する上に失業者も増えると訴えています。その上何らかのトラブルで深夜にコンビニに駆け込む女性が1万3000人もいて交番の代役にもなっているとその有用性を事例をあげて反論しています。

私が思うに、深夜のコンビニも流行っているところもあれば、開けていればそれだけ損をするという店舗も数多くあると思います。

ですから、なにも都や県が条例で一括りにしなくてもいいと思うし、コンビニ側も直営店よりもほとんどがフランチャイズ店でしょうから全店24時間営業とつっぱらなくても、その店舗、店舗で決めたらいいことではないかと思うのですが、どうしてそれが出来ないのでしょうか。


深夜にCO2を排出している施設やもの(ネオンなど)は世の中にごまんとあります。コンビニがやり玉にあがるのは深夜に明かりをこうこうとつけているからターゲットにされやすいのでしょう。

街角に星の数ほどある自販機などはあまり目立ちませんがこれこそ24時間営業の最たるものでコンビニのものの比ではありません。

全国でこの機械の排出するCO2は原発1基分に相当すると聞いたことがありますが、温暖化対策のためにこれをどうこうしようというような話はあまり出てきませんね。