悪いことをしてはいけません
高速道路でETCカードを2枚持ち、出発点、到着点でそれぞれ使い分け、それぞれ隣のインターから出るようにして1区間分しか支払わないという悪知恵の働く輩がいました。
しかしコンピュータ制御されて車載機からカードの持ち主まで登録されているETCシステムは、プログラムにタイムラグの猶予時間を組み込めば当然異常なものはハネられてチェックされるわけで、このバカは5、6回試みたところで、あえなく御用となりました。
昔、紙の高速券の時代には東京ー大阪間を走るトラック野郎が中間地点の浜松で上りと下りの運転手がチケットを交換して同じように1区間分の料金しか支払わない事件が多発し、道路公団は、途中に検問所を設置してその場所の通過スタンプをチケットに刻んだことがあります。
また、ハイウエイカードになってからは、カードの中身を改ざんして金額を書き換える事件も多発し、道路公団はハイウエイカードの廃止にまで追い込まれることになったのは、そんなに古い話でもありません。
そんな悪知恵ばかり働かせる前に、もっといいところでその知恵を使えば、社会に貢献もできるし、その開発者も出世もするでしょうに・・・。
悪いことをしてはいけません。
牛乳も、お菓子も、お料理も、牛肉も、ウナギも・・・。それから、社保庁はじめ、各官僚の方々も、政治家のお歴々もみんな悪いことをしてはいけません。
結局はすべてバレてしまいますからね。