アラ?

脳の衰えのサインを「アラ?現象」っていうらしいです。

1 位 人の名前が出てこない
2 位 知っている漢字が書けない
3 位 物をどこにしまったか忘れてしまう
4 位 映画のタイトルが思い出せない
5 位 集中力がなくなった
6 位 昨日食べたものが思い出せない
7 位 注意力がなくなった
8 位 歌詞を忘れて歌えなくなる
9 位 財布や携帯電話をよく探すことがある
10位 短期になる
11位 憂鬱な感じになる
12位 おしゃれをしなくなる


加齢による脳の機能の衰えは「もの忘れ」から始まり、脳の萎縮へと進んでいきます。これを「アラ?現象」と言うそうです。(古賀良彦杏林大学医学部教授)

上の囲みは、サントリー健康科学研究所が40代から60代までの男女600人を調査した「アラ?現象」の結果です。

脳は水分を除くと約60%が脂質でその殆どがリン脂質といわれ、細胞膜を作っている成分と言います。そのリン脂質に含まれるのがDHAやアラキドン酸で、特にアラキドン酸には、うつ状態を改善したり、活動量の増加を促す働きがあることが分かってきました。

ARA(アラキドン酸)は体内では合成できない必須脂肪酸の一種で、これをを多く含む食品は、豚レバー(100gあたり300mg)、牛レバー(同170mg)、鶏卵全卵生(同150mg)、皮付き鶏モモ(同78mg)、脂身付き鶏モモ(同57mg)です。(神戸新聞)

古賀教授によると、60−70歳の男性20人にこのARAを一日600mg実験的に摂取してもらったところ、認知力や集中力が高くなり「若返り」が見られ、さらにうつ症状を改善し、軽度の認知症患者の活動量も増加したといいます。

脳を守り、心を元気にするアラキドン酸のサプリメントも最近登場しているということなので、上の「アラ?現象」の大半が当てはまる私なんぞ、何をさておいても早急にご厄介にならないといけないかもしれません。(笑)