リニューアル甲子園での初めての観戦は・・・

開業以来という大改修の第一期工事が今年3月に終わり、内野席や外壁が一新された甲子園球場に今年初めて行って来ました。

今はあの甲子園球場の名物の青々と繁ったツタはありません。内野エリアの外壁の一部が肌色のレンガで覆われています。改修工事前に刈り取ったツタは、その種子を別の場所で栽培中で1年後には内野側に、また再来年にはアルプスと外野側に戻ってきます。

球場全体が以前のようなツタに覆われるには10年以上の月日がかかるでしょうが、甲子園と言えばやはりレンガよりもツタのほうが似合いますね。ツタに覆われた球場が待ち遠しいです。



内野2階の通路は以前は選手・球団関係者専用でしたが、今は観戦者に開放され、内野全体が行き来自由となり、2階、3階ともに通路の両サイドにテイクアウトショップやレストラン、喫煙所や授乳室が完備されています。

ネット裏のグリーンシートは、もともとテーブル付で、改修後も座席が新しくなった程度であまり変化はありませんでしたが、1塁側イエローシートと3塁側のオレンジシートは、全席カップホルダー付のグリーン色に変わりアイビーシートと名称も変わりました。

また、前の席との間隔も広くなり、更に34席つながっていた席も10席以下となり、タテの通路が増えてトイレなどに行きやすくなりました。この内野へ入るには球場の外に設置された大きなデッキに上り2階からの入場となります。

最前席のボックス席は、改修前よりも最大6.5mもせり出し迫力が増しました。



この後、シーズンの終了後、第二期工事でアルプスと外野がリニューアルされます。

今、内野の最前列が大きく飛び出して外野とアルプスのフェンスの位置とずれています。これは、第二期工事ではアルプス席も前にせり出して内野とツライチになるのでしょうかねぇ?赤い線が内野〜アルプス〜外野をつなぐフェンスの位置ですが、手前の内野の黄色い線と向こうの外野・アルプスの白い線とがつながっていません(青い部分)。

第二期工事では銀傘の架け替えも行われ内野全体を覆うようになり、また照明塔も新設されるようです。

さらに来シーズンの第三期工事では球場の外周を整備して、広場やイベントスペースを充実して球場に入る前から気分を盛り上げられるようにする計画とのことです。




さてさて、この日(5月9日)の試合は3日から9連戦の7試合目、敵地からやっと帰ってきての疲労が蓄積しているところでの横浜戦でした。

金本選手の400本アーチをネット裏からお祝いすることにしましょう。

ところが、この日の先発の安藤投手がまったく冴えませんでした。3回には3点を先取されてしまいました。逆に三浦投手は腕が振れていて、赤星選手と新井選手以外は全然手が出ません。




8回の無死満塁の場面では、金本選手が400号アーチを描けば逆転となるところでしたが、犠牲フライに終わってしまい、天敵、三浦投手を攻略することはできませんでした。

実は金本選手がプロ初本塁打放った相手は、この三浦投手でした。もし金本選手がこの三浦投手から400号をたたき出していればその感慨も一入だったと思いますが・・・。

そんなわけで、4月3日から左肩痛で戦線離脱をしていて、やっとこの日再登録となったウイリアムス投手の活躍を期待していたのですが、残念ながら出番がありませんでした。

よりによって、この日は、今季35試合目にして初の連敗です。負けて帰るときの足取りは、なんとも重いものですねぇ。

友人からメールが入ってきました。
「duoさんが観戦に行かれる時は、いつも具合が悪いですね」って・・・。
はい、どうもそのとおりになっているようです。大事な試合の時はテレビ観戦をするようにして、球場には行くな、と言われそうです。(T_T)