河口湖ミューズ館 と 紙わらべの蔵

品川のホテルを出るのが少し遅れ、8時に出発。

案の定、中央道の渋滞は相模湖まで35kmに・・・

河口湖に着いたのは既に11時でした。



今回訪問する美術館は2ヶ所、家内が計画しました。

先ずは河口湖ミューズ館

与(あたえ)勇輝さんの人形たちに会いに行って来ました。




与さん曰く、「人形は立たなきゃ人形じゃない」と・・・。

布を使って精緻に作り上げられた人形たちは、ノスタルジックな子供の世界から、河童、妖精とそれぞれ独特な表情を持ち、緻密な手作りで表現される数々の優しい人形たちに会ってまいりました。





展示室の手前に売店があり、与さんの人形「チュチュ」のフィギュアや写真集などが売られており、売店の先には河口湖を臨むティールームがあります。




続いて今度は「紙わらべ」で知られる人形作家、高木栄子さんのわらべ人形たちに会ってまいりました。

道の駅かつやまに隣接して建つ蔵作りの美術館、紙わらべの蔵には、昔懐かしい情景に日本の原風景を思い起こさせる想像豊かな創作和紙人形が展示されています。 


与さんの人形は目の表情がとても豊かで目でものを語る作品でしたが、高木さんの紙人形には顔の造作はありません。高木さんは見る人の思いを大事にしたいので逆に顔を描かないと言います。

どちらの人形たちもそれなりに作者の思いを大いに感じることができました。