「御影クラッセ」 誕生

阪神電車「御影」駅の北側に隣接して神戸市立御影工業高校がありました。

2004年に同校は、神戸工業高校、長田工業高校と統合し、神戸市立科学技術高等学校として中央区脇浜の新校地に引っ越しました。

その広大な跡地に阪神百貨店と70店にも及ぶテナントが入る大型商業施設「御影クラッセ」が建設されました。

グランドオープンは20日ですが、混雑を緩和するために地元住民を対象に12時から午後7時までに限定して17日から3日間プレオープンしました。

ラッセのうたい文句は「ちょっと上質な日常」。神戸新聞によると、一足早く店内を見ようと殺到したこの日の買い物客は約2万7千人の人出となったようです。(写真)

飲食関係もスタバやバーガーショップをはじめ、回転寿司、讃岐うどん、イタメシ、豚カツ屋さんなど10店ほど入っていますが、さすがこの日はお店に入られなかった買い物客が、近所の飲食店に押し寄せ、私がこの夜行った和食のお店でも、想定を越える状況でかなりのお客さんをお断りしたと言っておられました。

「御影クラッセ」の一番の人気はやはり阪神百貨店の食料品売り場でしょう。

大阪梅田本店の地下食料品売り場は関西では知らない人がいないくらい定評があり、まわりのデパ地下にはマネが出来ないほど充実していて毎日ものすごい人出で賑わいます。

その阪神百貨店の食料品売り場が大阪まで出向かなくてもこの地で買えるとなると、本店ほどの規模ではないにしても一番の人気になることは間違いないでしょう。




実は、今日仕事が終わってから、覗きに行って来ました。ところが、プレオープンのため終了時刻が午後7時だとは知らず、着いたときには「蛍の光」が掛かっており、もう中には入れて貰えませんでした。

昼間ぎっしり埋まっていた店舗前の広場もすっかり夜のとばりに包まれ、人影もまばらで上の写真で見るような昼間の喧噪は感じられませんでした。

この広場はイベントが行えるように想定して造られており、20日にはだんじりが大集合してショウを披露する予定です。(3月20日木・祝10:00〜12:00 *雨天変更有り)

また、来春には隣接する阪神御影駅とデッキで直結される計画です。