ジョークと断ってはいますが・・・


「ギョーザ・ジョーク」 波紋は広がりそうです。

どうして議員さんたちはもっと考えて喋らないのでしょうかねぇ。昨年は、「友達の友達はアルカイダなんて発言して物議をかもした自民党の議員さんもいらっしゃいました。

きのうは、政界を転々と渡り歩く渡世人、いやコウモリ議員さん、現時点では自民党に籍をおいている(笑) 小池百合子元防衛相のブラックジョーク発言です。


以下、スポニチの速報記事です。

でました“ギョーザ・ジョーク”

 小池百合子元防衛相は10日、名古屋市で講演し、中国製ギョーザ中毒事件に関連し、台湾で聞いたジョークと前置きした上で「自殺願望の人が農薬を口にしたが偽装農薬で死ねず、良かったといってお祝いでギョーザを食べたら死んでしまった。すごくブラックなジョーク」と発言した。

 小池氏は「ギョーザの話は食の安全から極めて重要」と強調したが、ジョークと断った上で「北朝鮮が食糧援助を求めているが『チャイナフリー(中国製原材料が含まれないとの意)にしてね』と言っているという話があったりする」と紹介した。 [2008年03月10日 18:58 速報記事 ]



講演のトークを盛り上げようとジョークを交えたのでしょうが、例えジョークと断っているとはいえ、ギョーザ中毒事件では千葉の女児が一時重体になるなどして全国に不安が広がっており、不適切な発言と言えるのではないでしょうかねぇ。

それに中国製ギョーザ事件の事実はともかくとして、中国側にしてもいい感じがしないわけで、世間の単なるネタ話や小話のうちならまだ笑えますが、日本の元防衛大臣の講演の中での引用発言とあってはおだやかではありません。 中国政府がこれを聞くと憮然とするであろうことは目に見えています。

日中の関係が損なわれかねないジョークだと思いますが・・・