いよいよ8月・・・夏本番ですね。
先月、近畿地方は例年よりだいぶ遅れて梅雨明けとなりましたが、関東地方に至っては7月中にはとうとう梅雨明け宣言はなされず、どんよりとした雲に覆われた日が続きました。
その間、局地的な大雨や台風4号の影響で多くの方々が被害に遭われました。
また30日には新たに台風5号が発生し九州に向かって北上、今後さらに勢力を強め2日から3日にかけて西日本に接近する恐れがあると気象庁が発表しています。
一方、7月16日には震度6強という大きな地震が新潟地方を襲い、柏崎を中心にまたまた大きな被害をもたらしました。
原発の施設も想定外の被害を被り放射能を帯びた水が海へ流れ出して、その設備のもろさに改めて今後の地震に対する警告を発することになりました。
その地震のニュースの中に、今までに聞いたこともない新しい言葉があります。
「神戸-新潟ひずみ集中帯」
太平洋側のプレートが大陸側のプレートに沈み込む際、ひずみ集中帯の縮み方は他よりも数倍早く、それが今回中越沖地震が発生した新潟から、阪神大震災のあった神戸まで「ひずみ集中帯」が帯状につながっていることが明らかになったと新聞に書いてありました。
日本海側の内陸直下型地震は、古くは1948年の福井地震(M7.1)、1964年の新潟地震(M7.5)、2004年の新潟県中越地震(M6.8)、今年3月の能登半島地震(M6.9)、そして今回7月の新潟県中越沖地震(M6.8)と発生しており、1995年1月に西端で発生した阪神大震災(M7.3)まで地震エネルギーが、神戸〜福井〜能登〜新潟と帯状につながっていて 「ひずみ集中帯」 を形成しているというのです。
地震にしても台風にしてもこれ以上、大きな被害を日本列島にもたらさないでほしいと祈るばかりです。
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さて、さて・・・我が陋屋(ろうおく)の小さな庭の一角に背丈3mに及ぶ棕櫚竹が密集して植わっています。
その葉っぱの裏にこんなものを見つけました。
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クマゼミのぬけがらです。
これからいよいよ夏本番です。
今までにも増して、シャンシャン、シャンシャンと
毎朝早朝からうるさく鳴き散らすことでしょう。
今月もどうぞよろしくお願い致します。