松本市制100周年 「ウイーン展」

今年は松本市制100周年で、松本市はいろいろなイベントを準備しているようです。

8月18日、「大相撲松本場所」を市総合体育館で。県内では6年ぶりの大相撲巡業です。

また9月14日〜10月14日、「北京故宮博物院展」を松本市立博物館で開催し、中国最後の王朝、清の時代を通史でとらえながら、激動期を生きた皇后「西太后」と皇帝「溥儀」に光を当てます。

そして6月2日〜9月2日、100周年記念のメイン事業として「ウイーン展」が松本市立博物館で開催されています。ヨーロッパに君臨した名門王朝「ハプスブルグ家」の至宝が紹介しています。



この「ウイーン展」を見てきました。

神聖ローマ皇帝フランツ1世シュテファンの皇后で、女帝といわれたハプスブルク家最後の君主マリアテレジア。

フランス、ルイ16世の王妃となり、悲劇の女王としてギロチンで斬首刑にされたテレジアの娘マリーアントワネット。

当時ヨーロッパ宮廷一といわれた美貌の持ち主で、16歳で結婚してオーストリア皇后となったエリーザベト皇妃。

いろいろ学んできました。




チラシや入場券にはハプスブルク家の美神、皇妃エリーザベトが描かれています。

そして、その絵にもある彼女の愛用したティアラやネックレス、胸飾りの宝飾品の現物展示を見て、こんな大きなルビーがあるのかと驚かされたりしながら、数々のハプスブルク家の至宝を見てきました。

因みにエリーザベトは、ウエスト50センチという驚異の体形の持ち主だったそうです。過酷なダイエットや美容方法でそれを維持していましたが、歳を取るにつれて顔を扇で隠すようになり、それが彼女の立ち居振る舞いを表す姿として伝説となっていると、ウイキペディアにありました。