甲斐善光寺門前のうどん屋『とだ』さんと、甲府の物産館『かいてらす』
甲府に入り、甲斐善光寺の前を通って、物産館『かいてらす』へやって来ました。
前回甲府へ来て、まだ2ヶ月も経っていませんが、実はこの『かいてらす』に来るのが今回甲府まで足をのばした理由です。
前回来た時に、『かいてらす』で、バッグを見ました。山梨特産の「甲州印伝」のバッグです。口が大きく開き、形が気に入りました。そして、印伝のうるし染め付けの柄違いがいくつもある中で、写真のこの柄がとても気に入りました。
その時は、値段も高く高嶺の花と見合わせたのですが、家内よりも私が諦めきれずに、まもなく迎える結婚記念日のプレゼントにと、家内には《甲斐に》来るまでナイショで《買いに》来たわけです。 (スゴイだじゃれ・・
甲斐善光寺の前を通った時、前に並んで走っている車数台が、スッと右折をしました。
うどん屋さんです。
バックミラーを見ると、後ろの車も曲がりました。
おいしいのかなぁ?
帰りに寄ってみましょう。
帰り道、今度は迷わずこのうどん屋さんに入りました。
なんの変哲もない、普通の仕舞屋(しもたや)ですが、前の駐車場は満杯、そして建物の反対側にも駐車場があるようです。 ちょうどお昼時でもあったせいか、すごい車の量です。
食事を終えられて出てきた人にお聞きしました。
「ここは美味しいんですか?」
「固いうどんですが、美味しいですよ。肉○○○と、肉のついたうどんを食べたら間違いないですよ」と、教えてくれました。
中へ入ると、人・人・人で溢れかえっています。
早速、空いたばかりの席に陣取って、注文しました。
一つは、温ったかい「肉うどん」(写真上)、もう一つは冷たい「肉つけ汁ネギうどん」(だったかな?)(写真下)です。
おとなりに家族連れの方が座られました。お話をお聞きすると、このお店の店主が、もとは富士吉田のほうの固くて太いうどんをこちらに持ち帰ったとのこと。量が多くてお腹がいっぱいになると教えてくれました。
待つこと、しばし・・・
出てきた肉入りの付け汁に、韓国産の唐辛子かな(?)、普通の一味ではない唐辛子を入れ、うどんをそこに入れながら食べます。 固い! 腰があるうどん、というものではありません。 メチャクチャかたいんです。 おとなりさんによるとコレがクセになるとのことです。
う〜ん。好きずきがあるので一概には言えませんが、悪いけれど讃岐うどんを食べ慣れた私たちには、肉付け汁の味はともかく、うどんはあまり好みません。ごひいきの皆さん、申し訳ありません。 讃岐うどんの腰とは違い、やたら固いのです。
この地には甲府名物「ほうとう」があります。「ほうとう」は、名古屋のキシメンのように厚みがありませんが、私が感じるところでは、この味は「ほうとう」と同じような味で、「ほうとう」を分厚くしたような感触です。
お隣りになったご家族連れの皆さん、いろいろとご説明を頂きありがとうございました。
(追伸)たいしたことはないと感じたのは私個人の主観で、これだけ大勢の方がひっきりなしに来られるお店です。私の舌のほうがおかしいのかも知れませんので、一言お断りしておきます。