神戸空港見て来ました・・・これで究極笑わせて頂きました

神戸空港が開港して半年以上経つというのに、神戸に住んでいながら空港へ行く機会がなく、このたびやっと見てきました。

空港ターミナルビルは、1階が到着ロビーで2階が出発ロビー、3階はレストラン街で、屋上は展望台になっていました。 街中の三宮からのアクセスと
なるポートライナーは2階ロビーに直結しています。
3階の展望台からは、真っ正面に関空が見えます。
写真をクリックして拡大してみて下さい。海の向こう
に白いタワー(臨空ゲートタワービル=H256m・56階
建)の見えるあたりが関空です。




また、お店は、1階にはコンビニ、2階にはおみやげ屋さんの他、本屋さん、ジュースバー、全国の真珠の8割以上を扱う神戸らしく真珠のお店、旅の疲れをほぐすボディリラクゼーションのお店などがありました。 3階は和食やイタリアンからカフェ、うどんなどのレストランが並び、屋上には中華とお鮨のお店があります。 全体的にこぢんまりしていますが、地方空港としてはまあまあこんなものかなという感じでした。


地方空港の利点は、なんといっても駐車場や駅から旅客ターミナルまで、そして更に搭乗口からエプロンまでの距離がメチャ短いということでしょうか。 空港が小さいだけに何もかもが一回りも二回りも小さく、到着場所から機内までのアクセスだけは、関空や大阪空港に比べてとても楽です。




ターミナルビル2階にある数件のお土産屋さんは、どこもさすがに神戸づくしで、「神戸○○」という所謂ご当地みやげのオンパレードです。

そして、「◇◇に行ってきました」というおみやげは、何処へ行っても目にする定番ですが、「神戸に行ってきました」も、例に違わずしっかり並んでいました。


究極笑ったのは神戸空港見て来ました」というおみやげがあったことです。今回の私は、まさしくその通りで、神戸空港見て来ました。残念ながら、そのお土産を買うまでには至りませんでしたが。



9月1日付の日本経済新聞に、9月以降JALとANA、SKYの航空3社は一部の神戸空港発着便を増便したり、大型機に切り替えたり、料金を引き下げたりして各社テコ入れをするという記事がありました。また8月30日には、出発客の約4割は神戸周辺の人、到着客の目的地の6割以上が神戸周辺だったという記事もありました。(下欄掲載)

神戸空港は既に出来てしまっているのですから、もう後戻りはできません。 神戸の一市民の気持ちとしては、この先赤字空港になることなく、搭乗率が引き上がることを願うばかりです。


どうか皆さま、神戸空港をどんどん使ってやって下さいまし。


 . . . 航空3社、神戸空港のダイヤ・料金改訂で利用促進
 日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、スカイマークエアラインズ(SKY)の航空三社は神戸空港を発着する便のてこ入れに乗り出す。JALは十一月から札幌便に大型機を導入するほか地方路線の料金を引き下げる。SKYは九月から羽田便を一便増やし、ANAは旅行商品を拡充する。

 JALは一日二便運航している札幌便のうちの一便を、約二百六十人乗りのボーイング767から約三百八十人乗りのボーイング777に十一月から切り替える。仙台便や熊本便、鹿児島便など搭乗率が伸びない路線では、九月から大阪国際(伊丹)空港に比べて一部で二千―二千五百円安い料金設定をする。

 SKYは九月から羽田便を一日一便増やし八便とする。
 ANAも神戸空港発着の新潟便や鹿児島便を利用した旅行商品を拡充し、搭乗率の引き上げを目指す。 =9月1日 日本経済新聞地方経済面



 . . . 神戸空港の利用、観光目的が健闘・市が利用者調査
 神戸市は29日、6月に神戸空港で実施した利用者調査(1888人が回答)の結果を発表した。空港の主な利用目的を聞くと平日(金曜日)利用者の36.7%、休日(土曜)の45.5%が観光で「事前のビジネス需要中心との予想に比べ観光客が多かった」(みなと総局)ことがわかった。

 出発する人にどこから来たかを聞くと39.7%が神戸周辺。到着客の目的地の65.7%も神戸周辺だった。「双方とも地元に偏っており関西の玄関口としての利用が進んでいない」(同)としている。

 もし空港開港前ならどの交通手段を使っていたかを聞いたところ、札幌、沖縄など羽田便以外の利用客は7―9割が「伊丹空港」、羽田便は6割が「新幹線」と回答した。

 神戸空港を選んだ理由(2つ)を聞くと「近くて便利だから」が55.1%で「航空運賃が安いから」の16.6%が続いた。 =8月30日 日本経済新聞地域経済面