菊川の茶畑から掛川城・・・そして奥浜名湖へ

 10月8日(午後)

さて、清水の魚市場を後にして向かった先は菊川市の茶畑です。2ヶ月前に訪れた九州の八女茶の茶畑に負けない大きな茶畑でした。 さすがお茶の静岡です。

延々と続く茶畑を写真に収めて、いよいよ掛川城です。


掛川城は、2006年のNHK大河ドラマ「功名が辻」の放送が決定しています。

山内一豊の妻、千代さんは『内助の功』の逸話であまりにも有名です。

山内一豊は秀吉の代に10年間城主となって大修復をしましたが、その後火災にあい、焼け落ちてしまいました。



時代考証のもと、平成6年に復元された掛川城天守閣は当時と同じ本格木造建築の天守閣で、建築費は坪当たり1200万円も掛かったそうです。

来年のNHKの放送時には観光客が増えると思われるためか城内通路など一部の手直し工事に余念がありませんでした。


お城のすぐ横には大きな掛川城御殿があります。

掛川城御殿は江戸時代後期の建物で、城主の公邸、藩の役所としての機能を持った施設です。お殿様の日常生活、日常業務はすべてこの御殿で行われます。複雑な造りの屋根を持つこの建物には、お殿様がお駕篭ごと玄関口に乗り入れられる板造りの土間から謁見部屋、そして坪庭を挟んだ反対側には足軽部屋や賄い部屋などがあります。

城郭御殿が現存しているのは、京都二条城など全国でも稀少なものとのことでした。


お城を見学した後、掛川インターから再び高速に乗って一路浜名湖へ。

今日のお泊まりは、奥浜名湖三ヶ日温泉です。温泉に入ってゆったりくつろいで、旅の疲れをとることにしましょう。