ソニー、金融事業を売却

今朝の日経をみてビックリしました。

ソニーは、不振で低迷しているエレクトロニクス部門を立て直す目的で本業以外の部門を段階的に売却する検討に入ったと報じています。

売却を考えている部門は、ソニー銀行ソニー生命ソニー損保の金融関係とインターネット接続サービスのソネットソニーが12.5%出資しているCS放送のスカイパーフェクトテレビで、ソニー全体の1割を超えます。

金融部門やインターネット関連事業は現在のソニーの収益源ではありますが、経営資源の分散化によって本業の弱体化を招いたとして多角化と決別し、この売却益などを現在不振の7割を占めるエレクトロニクス部門をはじめ、その他のゲーム、音楽、映画の部門に集中投資をして再編すると発表しました。

同時にエレクトロニクス部門の事業内容も不振の最大の要因となっているブラウン管テレビの開発を停止し、薄型テレビの生産に切り替えたりするといっています。

薄型テレビではシャープや松下電器産業に遅れをとり、デジタル携帯音楽プレーヤーでも「ウオークマン」で築いた市場を米アップルコンピュータにその牙城を明け渡し、技術・デザインのシンボルとして立ち上げた「クオリア」も廃止し、「アイボ」でおなじみのロボット事業も縮小するらしいです。

私の持っている初代アイボは見捨てられるので
しょうか? つーか、初代アイボは、高かったけれど、
もう既に化石のロボットでしょうね。