この新聞記事、内容の説明が逆では?

9月2日(金曜日)神○新聞朝刊3頁総合14版に次の記事が掲載されました。


 「年金通帳」の導入打ち出す ー 民主


 年金改革を衆院選の最重要テーマに据える民主党は一日、累積納付額や見込み受給額などを記した「年金通帳」を導入する方針を打ち出し、現行の年金手帳を模した「年金通帳パンフレット」を作製して各候補者に配布した。

 現在の「年金通帳」年金番号や氏名、生年月日などが記入されている。これに対し「年金手帳」には、?累積納付額?納付・未納など支払状況?受給までの年数?見込み受給額ーなども明記される。 (原文転載)


内容をよく読んでみると、第二段の「年金通帳」「年金手帳」の説明が逆になっていませんか。記者の作成した記事が何人かの手を経て校正がなされ、デスクまで届きOKを貰って活字になる・・・のでしょうが、昔とちがって活字を組む作業はなく、キーボードからたたき込まれた活字がそのまま新聞紙上に移植される時代です。

新聞社としては記者の勘違いによる漢字の変換の間違いなどがあっても許されないことですが、それが通ってしまうこともあるでしょう。今回の場合、読者の誰もが「年金手帳」の説明と「年金通帳」の説明が反対になっているとはわかります。でも、この例の場合は間違ってはならないでしょう。