一宮温泉「まほろばの湯」 と 西脇市「和味深心 《弥介》」

 5月21日 

神戸祭りの一環である地区祭りが始まりました。 
東灘区の会場は、わが家の斜向かいのグラウンドです。
10時頃からライブコーナーのサウンドがうるさいほどに
聞こえてきます。

こりゃかなわん、と早々に脱出することにしました。

とりあえず阪神高速に乗っかって走り始めましたが、京橋PAに寄って行き先を決める事になりました。初めてこのPAに寄ったのですが、中華料理の軽食コーナーがあり、ついでにお昼を食べていくことにしました。

そして肝心の行き先は、兵庫県の西の方、29号線沿いに4つほどある日帰り温泉のうち、どれか1つをめざす事にしました。 まずは第二神明加古川BPを乗り継いで姫路バイパスの終点まで。 そこから北へ進路を変えて播州そうめんで有名な揖保川沿いに国道29号線を北上です。

このあたりまで来ると、どこの温泉へ行くか、自然と絞り込まれてきました。
中国自動車道山崎ICを通り越して更に北へ走ること15km・・・




そこで29号線と分かれて福知渓谷方面へ右折。7〜8km走ったところに手づくり豆腐のお店、山本豆腐店一宮町福知36 ?:0790-74-0911)があります。 

ここのお豆腐は福知渓谷の深山の湧き水を使っているせいなのか、とても美味しいお豆腐です。国産大豆使用の木綿豆腐、汲み上げゆば、豆乳、厚揚げとうふ、豆腐入りドーナッツ、天然にがり水などを買い求めました。氷を詰めてくれたので帰るまでは安心です。

さあ、いよいよ目的地は目前です。

いつもはここへ来るときはポリタンクを積んできて、福知渓谷に寄って美味しい湧き水≪文殊の水≫を貰って帰るのですが、今回は時間もなく、寄り道をしないで温泉へ直行することにしました。

そこから数?走って、まもなく家原遺跡公園に到着しました。


目的の日帰り温泉は、この家原遺跡公園の一角にある一宮温泉「まほろばの湯」です。

このあたりは、山の奥深い場所ですが、温泉は食塩泉です。2億年以上も前この辺りが海だった頃に海水が閉じこめられてできた、世にも珍しい山間の食塩泉です。

約1時間しっかり浸かって、しっかり温ったまってきました。

この後は、来た道を引き返し、中国自動車道山崎ICから高速に入って滝野社ICまで戻り、そこから北上して日本のヘソの町、西脇市へと向かいました。


この町にはあまご料理、うなぎ料理、黒田庄牛が美味しい『弥介』というお店があります。

この近辺を通るたびにいつも寄せて頂くのですが、実は去年の暮れに寄ったときには、お店がなくなっていました。

去年日本列島を縦断したあの大型台風の影響で、すぐ横を流れる加古川が氾濫し、お店の中にまで泥が入ってきたらしいのです。

若大将、加東元師さんは、食べものを扱うお店として清潔さを第一に考え、忘年会、新年会のシーズン書き入れ時を目前に控えてはいたけれど、先代の親父さんの建てた20年来のお店を思い切って取り壊し、新しく建て替えることに決めたとのことでした。


この4月にやっと完成した新しいお店は、なかなか洒落たいい雰囲気のお店で、お料理のほうも以前と変わらずとても美味しく頂くことができました。ごちそうさまでした。

写真は、あまご御膳です。あまごは2尾ついてきますが、洗い・塩焼・天麩羅・唐揚・南蛮漬より二品好きなお料理方法で選べます。今回は塩焼きと天ぷらでお願いしました。

お腹もいっぱいになって、神戸に帰ってきたときには、もうお祭りも終わっていて、いつもと変わらない静かな夜でした。

お疲れさま。

本日の走行距離は250kmでした。