「パパさま」
「空飛ぶ法王」とも呼ばれたローマ法王庁(バチカン)のヨハネ・パウロ?世(84)が、2月にインフルエンザにかかって以来の闘病生活の末,、今月1日には尿路感染症から敗血症を併発して、2日夜(日本時間3日未明)に人々の祈りもむなしく、ご逝去されました。
入院しても公務復帰を強く希望、病にもかかわらず可能な限り信者の前に姿を見せたことが病状を悪化させたとも言われていますが、法王の人間性が感じられるところです。
我が家はカトリック教徒でもプロテスタント信者でもありませんが、
子供たちが通った幼稚園の母体がカトリック系の教会であった関係で、
常にミサやお祈りの時間があり、子供たちも「パパ様、パパ様」と言って
その教えを学んで帰って来ました。
子供たちの人間形成の大事な時期に、このパパ様の教えは大きな
影響があったものと思います。
その頃の法王のお歳を逆算すると58歳で法王に就任されたばかりの
年であったと思いますが、日本では広島、長崎を訪れられ、こよなく
平和を愛し、平和に貢献した法王が、ニュースの話題に上がる度に、
非常に穏和な印象を受けたものでした。
イスラムの和平を道半ばにして亡くなられ、さぞかし心残りであった
こととご推察申し上げます。
84歳の生涯を閉じて、神(キリスト)の御許へ召された法王に心から
哀悼の意を表します。どうぞおやすらかに。
●写真は、毎日グラフ(1987年1月10日〜.イタリア宗教美術の宝庫
-ヴァチカンとローマ法王 )よりお借りしました
[[TB=Yoshimi's Diary]]
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