「カルフール」の名前は残すそうです

世界第2位の売上を誇る[カルフール(=TB from Yoshimi's Diary)]というフランスのハイパーマーケットが、2000年12月に千葉の幕張に第1号店を出しました。

本国から全員役員を引っ張ってきて、日本人は使わない。
日本の流通方式を嫌って問屋を通さずにメーカーに直談判。
大口で仕入れるから一番売れている商品を他よりも安くよこせ。
これでは、日本の他のスーパーは怒りますよねぇ。

で、結局カルフールに出す大口の特別価格の商品は、
一部の商品だけに限定されることになりました。

そんなわけで、私たちがカルフールでいろいろと買い物をしようと
すると、逆にすべての商品が揃わないことに・・・

 これ イコール 客離れ。

8店全店で数百億の赤字を出して、仕方なく撤退を考え
他のスーパー各社に300億円で売却交渉。

このケタはずれの額が、日本のスーパー各社からはソッポを
向かれることに・・・ 

ましてや、イトーヨーカ堂もイオンも天下のウオルマート様も、
話かけた相手と時期が悪かった。
どこもダイエーの再生引き受け問題でキリキリ舞いしている
時期と重なってしまいました。

この度、ダイエーの再生引き受け問題は丸紅に決着したこともあり
改めてのイオンとの話しあいで、売却額も100億と大幅に下げて
お話がまとまったようです。(シャンシャン

カルフール」の名前は、しばらくそのまま残すそうです。

でもイメチェンを図るなら、いっそ店舗名も変えてしまった方が
いいのではないかと、ワタクシ的には思うのですがねぇ。