温泉で温ったまったあとは、美味しいぼたん鍋を・・・

昨日は、福井から来られたお客さんを連れて、京都劇場で「美女と野獣」を観劇し、
そのあと日本六古窯の一つ、立杭焼で有名な篠山市今田町の源泉掛け流しの
「ぬくもりの里」へ行って、一風呂浴びました。

温ったまったところで、以前に紹介をした、オススメのボタン鍋のお店、篠山町の
「懐」(カイ)へ行ってきました。

以前に、このブログ上でご紹介をしたように、福井のお客さんに、 [ボタン鍋の講釈] (まだ読まれていない方は、こちらの方も絶対に読んでみて下さい。目からウロコですよ)
を垂れていたら、「懐」のご主人が更に詳しく補足をしてくれました。

イノシシの捕獲も3月15日までで禁猟となります。
今日のお肉は、冬の時期が終わりに近づいているので
白い部分が若干薄くなっているでしょう。
シシ肉の一番美味しい時期は12月の終わりから2月の
始めなんです。
この時期に猟師さんは、氷を持って山に入ります。
そして、捕獲できたら、間髪を入れず内臓を取り出し、
そこにその氷をつめて体温を10℃以下に急激に下げるのです。
そうすることにより、シシ肉独特の臭みが出なくなります。
谷筋で捕獲した時には、やはり内臓を取り出した後、
すぐに冷たい谷川の中に放り込むのです。
2才後半から3才の雌で、子を産んでいない、
つまり処女のイノシシが一番美味しいんですよ。


と、いうことでした。

美味しいボタン鍋の季節もそろそろ終わりに近づいてきました。
これが最後のボタン鍋となりそうです。
いや、出来たら今月中にもう1回、美味しいボタン鍋を最後の最後に味わいたいな。

→写真のボタン鍋はこの日、頂いた4人前のお肉です。きれいでしょ。

 ● 「懐」(カイ) ボタン鍋(できれば5250円のロース上鍋を食べて見て下さい)・山菜料理
 ?:0795-52-7773 篠山市二階町58
 木曜定休 11:00am〜9:00pm