無料入浴券 「天然温泉なぎさの湯」

今年になって何回目になるでしょうか。「天然温泉なぎさの湯」。

お年玉つきの年賀状の末尾番号で入湯無料券を頂きました。

「2」と「6」が平日利用券各1枚、「26(フロ)」が同5枚綴り券、
「1126(イイフロ)」に至っては、全日利用の何枚綴り券だったっけ?
・・・これは当たっていないので覚えていません。(笑)
それも有効期間が4月末まであります。
大盤ぶるまいです。

まともに入ると、700円・・・かな?
うちでは30枚弱、少ない方でしょうか。
娘は年賀状の数のわりには多く、14枚もあったようです。

温泉好きの私たちにとっては、うれしいかぎりです。
でもそんなわけで、待ち時間が出るほど人は多いです。
なにしろタダなんですから。

お風呂に浸かりながら、皆さんお話ししています。
「70〜80枚貰った。」「いや、100枚以上だ。」
「毎日入っても4月末までに使い切れない」等々と。
結構そんな人が多いようです。
息子さんや娘さんの年賀状を集めたり、
会社の年賀状を借りてきたりして・・・

それはそうですよね。なんといってもタダで入れるんですから。

お金を払っている人もいましたが、ホントにパラパラでした。
殆どの人が無料券を使っている。
フィットネスクラブやレストランなんかもあるけれど、
これで採算合うのかなぁ?
4月いっぱいまであるんですよ、有効期限。

客側としては長い期間タダで利用できて嬉しいけれど、
普通500円〜700円は、どこの温泉に行っても掛かります。
だからお金を払って温泉に行くのは当たり前の事なのです。

しかし、人間って勝手なものなんです。
ここの温泉に限ってはそうは思わないのです。
だって、今まで長い間、無料だったのです。
5月になって今更700円と言われても
ここの温泉では、今までお金を払う習慣がないのです。
だから、お金を払うことが馬鹿らしくなるのです。
今までタダだっただけに、払うのが惜しくなるのです。
おもしろいですね。人間の心理って。

それゆえ・・・
5月になると、殆どの人がお金を出してまで行かなくなる。
したがって「なぎさの湯」の今回の企画は失敗だと思うのです。

さしずめ、私が経営者なら・・・
同じサービス券でも、月ごとに特典を変えて、
1月中は入湯料無料、2月中は入湯料半額、
3月中はレストランでドリンク一杯サービス・・・

こんなところですかね。
これなら少しづつ現実に引きずり戻される。 

でも今は利用者です。来年も同じ大盤振舞をしてほしい・・・