軽はずみな言葉

どうして公職にある人がこう軽はずみな発言をするのでしょう。



経済効果やその手続きにかかる費用のことなど何も考えずに軽はずみに選挙だけを睨んで発言した麻生首相の、お上が恵んでくれるらしい「給付金」。

二転三転して、結局は「高額所得者に自主的に辞退してもらう」と。

しますかね?――辞退。

そして今日になって、とどのつまりは・・・お上から恵んでやるという印象を和らげるために「定額給付金」と名前を変えて、さらに「所得制限は市町村の自主性に任せた」と批判の矛先を市町村に丸投げして責任転嫁――そして無理矢理一件落着に・・・。

こりゃ、もうダメだ。





懸賞論文を片手に歴史認識に関する政府見解を否定し暴走発言をする空自トップの前空幕長、田母神氏。

「どこが悪いのか」と開き直って、徹底抗戦を宣言。

言論の自由をはき違えているんじゃないですかね?




関東大震災はチャンス」と発言した兵庫県の井戸知事。

「どうして騒ぎになっているのか理解できない」と発言を撤回する意思がないことを宣言。

あの大阪府橋下知事にして「不適切発言ばかりの僕から見ても不適切」と言わしめました。

経済復興が未だに震災前に戻らない神戸市を憂いての発言でしょうが、その神戸市民ですら、この短絡的な言葉は無責任だし不謹慎だと思っているのではないでしょうか。

少なくとも、私にはそう見えました。