黒いブーム

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黒のイメージ――昔は「不吉な色」として忌み嫌われていました。

しかし、今は「新しい物を演出するのに効果的な色」と変わってきました。






室内のインテリアをモノトーンの素材で揃えたり、私のように殆ど黒一辺倒の衣類だったり・・・。


こんなものまで黒?と思われるような小ものまで・・・。






例えば黒いティッシュ、黒いトイレットペーパー、黒い綿棒、さらに黒い歯ブラシから黒い歯磨き粉、そして黒いまな板と。







食品にも、黒いブームは押し寄せています。


黒豆、黒胡麻黒酢や、イカ墨スパゲッティなどは、その素材自体が黒く、昔からあって当たり前と言えば当たり前なんですが、黒いカレーや黒いハルサメスープはどうでしょう?





さらには、黒いソフトクリーム、黒いアイス、黒い雪苺娘となるとビックリですねぇ。


黒色には健康イメージや高級感があり、見た目にもインパクトがあるからと食品メーカーは言います。



裏を返せば、意外性や話題性を求めたメーカーがこだわり層の心を掴んだところに、これらの商品が爆発的に売れて、各メーカーともに軒並み売上を伸ばしている所以なのでしょう。


でも、黒が好きで、ほとんど黒い衣類しか着用しない私でも、黒いティッシュや黒いトイレットペーパーは、ちょっと、いや、かなり抵抗があって、使うにはよっぽどの勇気が要りますよねぇ。(笑) 

私は黒い歌も好きで、加門亮の「黒のララバイ」をカラオケで良く歌います。古いところでは水原弘の「黒い花びら」、そしてもっと古いところでは織井茂子の「黒百合の唄」、学生の頃にはシャンソンが流行っていて「黒いオルフェ」なんかもよく歌いましたがもうすっかりフランス語の歌詞を忘れてしまいました。この辺でやめときましょう。歳がばれそうです。(笑) 黒くても、さすがに皆川おさむの「黒猫のタンゴ」は歌いません・・・。(爆)

あっ、黒いビール「ギネス・スタウト」は、大好きです。1年ちょっと前からちょくちょく寄せてもらっているビストロ「PAPAS」さんでは、いつもこの黒いギネスビールをおねがいしています^^ 





写真写真1:大昭和ファーストが販売している黒色のティッシュペーパー、「黒のティッシュ」

写真2:セレブご用達? 表面にエンボス加工も施され、エレガントな香りつき。3枚重ね仕様のリッチかつラグジュアリーな「Renova」の「黒いトイレットペーパー」

写真3:綿のところが黒くなっており、通常の綿棒より取れた耳アカがハッキリ見える大学生の間で人気の平和メディックの黒い綿棒、「ブラック綿棒」

写真4:胡麻の香ばしさとイカ墨のコクで濃厚な風味を作り出し、具材にイカを加え、スパイシーでありながら深い味わいに仕上た寿フーズの「北海道 黒いカレー」

写真5:(左)ヤマザキの定番商品「雪苺娘」の製法を使用し、(株)おたべの求肥を使用したコラボ商品で黒い素材にこだわって仕上げた黒ごまの風味。ヤマザキの「雪娘(黒)」 

写真5:(右)ひじきを微粉砕して春雨に練り込んだ今までにない黒い春雨のスープ。歯ごたえのある食感で、ひじきがほんのり香る磯風味のカップ入りスープ、江崎グリコの「黒はるさめスープ」