北近畿豊岡自動車道

舞鶴若狭自動車道、三田西インターチェンジから入って、丹南篠山IC、春日ICとやって来ました。

春日かぁ・・・ たぬきさん、この近くなんだよなぁ・・・

と、引き寄せられるように、春日インターチェンジを下りて、そのまま北近畿豊岡自動車道に入ります。

この道路いずれは兵庫県豊岡市まで延びて、鳥取豊岡宮津自動車道と接続する約60kmの高速道路となる予定ですが、現在は兵庫県朝来市和田山ICまでの36.4kmが開通しており、姫路を起点とする播但自動車道と連絡しています。

実は、この道路は国が建設し日本道路公団が料金を徴収するハズでしたが、民営化が議論されていた公団は採算ベースに乗らないと、この路線の引受を拒んだため、無料の一般国道の自動車専用道路となった経緯があります(=wiki)。

以前からある遠阪トンネル(兵庫県道路公社が運営する一般有料道路)がこの自動車専用道路と連結し、この部分だけが従来どおり有料で300円かかりますが、春日〜青垣間なら無料、開通路全線でもこのトンネル代300円だけで走る事の出来る、なんともおいしい道路なのです。

遠阪トンネルを出て5〜6km走ると、高地に山東PA、別名「道の駅但馬のまほろば」があります。






朝来市は、但馬を代表する王墓が集中しているところで、この道の駅には関連遺跡から発掘された埋蔵文化財を展示する朝来市埋蔵文化財センター「古代あさご館」があり、無料で一般に公開されています。

また、ショップでは地元農産物や岩津ねぎを使った商品や、地酒などが販売されており、地元但馬の食材を使った但馬牛ステーキ丼や丹波地鶏の料理が人気のスローフードレストラン、北海道から毎日空輸されてくる原料で作るソフトクリームなどを売るファーストフードレストランがあります。




さて、そのまほろばソフトを頂き、地元の産品を買って、さらにこの道路の終点に向かって走ります。




終点の和田山ICを下りた近くにあるおせんべい屋さん。

「海鮮せんべい但馬」

工場見学。コーヒー無料。の文字に釣られて、ちょっと一服です。(笑)




この工場は1年前に建てられ、せんべいの製造過程がガラス越しに見られるようになっていて、30種ある製品もそこで買う事ができます。

ここでは何も買いませんでしたが、コーヒーをよばれて、試食のおせんべいをつまみ、30分ほど休憩させてもらい、外の駐車場の一角で売られていた地元の産品だけ買わせていただきました^^



和田山からさらに10kmほど先へと走り養父町まで来ましたが、何処へ行くというアテがあるわけでもなく、走行距離が120kmとなり時間も6時になったので、地元のスーパーに寄って日本海の魚介ものを買って引き返す事にしました。

帰りは寄り道せずに、来た道を引き返し、神戸にはちょうど8時に帰着しました。

この日の晩ご飯は、朝来と養父でで買ってきた新タマネギのサラダ、エリンギと新タマネギのバター炒め、白魚の塩辛にカレイの干物、イカゲソの塩焼き、但馬牛にゆず入りの焼酎リキュールと但馬づくしで美味しく頂きました。