今日は土曜日・・・ ? 眼医者さんへ

先週の半ば、ドサ回り中のお話しです。

日中の仕事が終わり、ホテルに入りました。

夜の身支度(?)に着替えて、これからアフター5のお仕事・・・
という時に、なんだか髪の毛が1本垂れているのか左目の端が何やらうるさいんです。

鏡を見ましたが、櫛を入れたばかりの髪が乱れているわけはありません。眼鏡に黒い糸くずがついているのかなと外してみましたが、これも何もありません。

えっ? コレってひょっとして飛蚊症

痛みはないのですが、かなりうるさいんです。左端の方は、その糸くず(?)のせいで視野が狭まれています。

一瞬網膜剥離を疑いました。

と、言っても網膜剥離がどういう症状を呈するのか知りません。

いや、それとも、緑内障を発症したのか?

知らない者の強み(笑)、かなりいい加減なものです。

お客様とお約束をしているので、不自由な目のまま、夜の街へでかけました。

こんな状態なんだから、早く切り上げてホテルへ帰ってくればいいものを、そこはお酒が入るとトコトン付き合ってしまう悪いクセがあります。結局ホテルへ帰ってきたのは午前4時を過ぎていました。

翌日は前日よりは糸くずの影がいくらか少なくなりましたが、相変わらず鬱陶しさはあります。

そして、日を追うごとに糸くずのうるささはどんどん消えて来て、反対にそれが全体的に散ったのか、今度はぼやけて見えます。ちょうど朝起き抜けに目ヤニがついていて像がぼけている感じです。

白内障の人ってこんな感じなんでしょうかねぇ。ただ白内障は水晶体が白濁するわけですが、私の場合はその奥に異常があるようです。鏡で目を見開いても水晶体が白濁しているようでもありませんから・・・。

帰神後、1週間も過ぎて大分見えるようになって落ち着いてきていると娘に話すと、眼医者でもないのに勝手に判断してはダメと怒られ、その日のうちに早速尼崎のかかりつけの眼科医を訪ねるハメになりました。




眼科医は飛蚊症が発症したことは間違いなく、表から見る限りでは網膜にも異常はないが、瞳孔を開いて裏側を見てみないと、なんとも言えないと言われました。今すぐに見てもいいのだが、ただ、その検査をすると瞳孔が元に戻るまでに6時間かかり、車の運転ができなくなると言います。じゃ、再度土曜日に車をおいて来ますということで今日の検査と相成りました。

結果から言いますと、網膜の下の方に小さな穴があいていました。眼球の中はゼリー状の液体が詰まっていますが、これがなんらかの原因で収縮すると、網膜を引っ張り、それが網膜剥離につながるようです。

昔はこの穴をレーザーで塞ぐ手術をしたらしいですが、収縮が強くなく、網膜を引っ張る力が拮抗しているようであればこのまま放置する方向に現在では変わっているようです。

私の場合は網膜にあいた穴が小さいことと、眼球の下方であるため引力の作用で引っ張られることも少ないということで、このまま放置し様子をみることになりました。

ゼリー体の収縮のバランスが崩れて引っ張る力が強くなり、網膜剥離が進行するようであれば、光がチカチカしたり、更なる過度の飛蚊症が現れたりするので、その時には間髪を容れず、すぐに来て下さいとのことでした。

このまま収まってくれるといいのですが・・・。 歳はとりたくないものです。