やっと行って来ました 『インカ・マヤ・アステカ展』

[chibisaruさんのBlogにTB]

10月3日から始まった『インカ・マヤ・アステカ展』、ずっと気になりながらなかなか見に行く機会を持てませんでした。

「これから見に行って来ます」とか、「見てきました」って聞くたびに、お尻がムズムズしていたものでした。

そうこうしているうちに今月24日で最終日となります。

なんとしてでも行ってこなければ・・・このあとの開催地、岡山や福岡まで行くのは無理ですから。(笑)

ということで、横殴りの雨のなか出掛けました。三宮についた頃には風もおさまってきましたが、相変わらず降っている雨の中を10分ほど歩いて丁度4時に市立神戸博物館に着きました。




居留地の一角にあるこの建物は1935年に旧横浜正金銀行神戸支店として建てられました。

その後、池長美術館、神戸南蛮美術館と歴史を経て現在に至っています。

正面にドリス様式の円柱を配した石造りの建物は1995年の阪神大震災にも耐えました。

戦後の建物は震度6(?)程度に耐えられる構造計算をして、そこまでは大丈夫として造られているようですが、この頃の建物は逆に技術的に構造計算の程度も確率されておらず、がむしゃらに大きな地震がきても壊れないようにというだけで、必要以上に頑丈に造られているのでしょうか?




建物の中にクリスマスツリーが飾られていました。今日は雨なので屋内での展示です。 chibisaruさんの真似をしてパチリ。(笑)

カメラの撮影はここまでで、この後撮影禁止区域に入ります。

3階のマヤ文明からスタートし、2階に下りてアステカ、インカの文明を見て出口に近づいた頃には閉館30分前のアナウンスがありました。

出口のところで同展の関連グッズを見てアンデスのジュースを買ったりして博物館を出るまで大方3時間近くいました。

入り口とは反対側にある出口を出ると外はもう真っ暗。一瞬どちらへ向かえばいいのか錯覚をしましたが、ちゃんと「←海側・山側→」の立て札が立っていました。




chibisaruさんが買っていたタコス風味のおかき、私も買ってきました。

メッチャ からぁ〜い!

辛いだけならいいけれど、ちょっとしょっぱすぎます。

裏ラベルをみると、「うるち米、食塩、レッドペッパー、・・・・・」、しょっぱくて当たり前でした。(笑)





中南米独特のつづれ織りのポンチョケープを纏っている青年が何やらビンに入ったモノを買っています。

よくみると彼は、私の親しくしている友人の息子さんでした。その友人とは、客席まで来てライブの弾き語りをしてくれる ティファーナ という神戸では知る人ぞ知るメキシコ料理のお店のマスターです。

この息子さんも以前はお店を手伝っていましたが、現在は本格的にアンデス音楽フォルクローレを勉強していて、 「グルーポ・アルカディア」 という日本でもトップクラスのフォルクローレ音楽集団に籍をおいており、ラテン歌手でもある父の血を受け継ぐ彼はこのグループの中では最年少ながら多彩なステージ経験と鋭い音楽感性を持ってグループの活動に寄与しています。

この実力派グループのアルバムCD「風の大地」は大阪音楽大学をはじめ各地の教育資料に選定されているほどで、本場南アメリカのアーティスト達の間でも高い評価を得ています。

彼はこの展覧会には今日で2度目の来館と言っておりました。

その売店で彼曰く「アンデス地方独特の紫トウモロコシにスパイスを利かせてリンゴやパイナップルと煮込んだこのペルーのジュースが懐かしくて・・・」と。そこで私も彼の真似をしてこの清涼飲料水を2本買って来ました。

こちら、まだ飲んでいません。

どんな味がするやら・・・楽しみです。