5年ぶり王座奪回 〜おめでとう! 原監督

プロ野球セ・リーグは首位巨人がヤクルトに5−4で逆転サヨナラ勝ちし、5年ぶり31度目のリーグ優勝を決めました。

まずは、原監督並びに巨人軍の選手のみなさん優勝おめでとうございます。

原辰徳監督(49)は初めて指揮を執った2002年に優勝して以来、2度目のリーグ制覇となりました。







思い起こせば、2002年の優勝のとき、原監督は敵地、甲子園球場で胴上げされました。

そしてその翌年、原監督涙の引退会見があった阪神=巨人戦の最終戦も、星野仙一監督のもと18年ぶりにリーグ優勝を果たした阪神タイガースの本拠地、甲子園球場においてでした。

この年巨人は松井秀喜がFA宣言メジャーリーグへ移籍、相次ぐ主力選手の故障、投手陣の崩壊で成績が低迷、三山球団代表との確執もあって、わずか2年で監督を辞任しました。

涙の引退会見では、「私には想像もつかないくらい・・・悩んで・・・決断して・・・」原監督の悔しさが、その言葉に、そのうるむ涙に、そして歯を食いしばった表情に伝わってきました。 

星野監督から花束が贈られ、阪神ファンからも満場の「原コール」が・・・。 巨人は嫌いでも、原辰徳が好きな阪神ファンは大勢います。 私もその一人です。








その後、後継の堀内監督は2005年にチームの成績不振により辞任し、2006年から再び原監督が巨人軍の指揮を執りました。

そして昨日、ついに原監督は本拠地東京ドームで2度目のリーグ優勝を果たし、満員のジャイアンツファンに囲まれて宙に舞いました。

つらい過去の経緯があっただけに、原監督にとっては今回のリーグ優勝は5年前の自身の初優勝の時以上に感慨深いものがあったことと思います。それだけに、喜びも一入だったことでしょう。 心からお祝いを申しあげます。





さて、セ・リーグでは今季からプレーオフ制が導入され、日本シリーズ出場権をかけて争います。

そのクライマックスシリーズの第1ステージは13日から始まり、2位の中日と3位の阪神ナゴヤドームで戦います。 

第1ステージは、3試合行われ、2戦先勝したチームが、18日から東京ドームで開幕する第2ステージで巨人と戦います。

こちらは5試合行われ、3勝先勝した勝者が27日開幕の日本シリーズに進むことができます。


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私が甲子園へ観戦に行った9月19日には、我らが阪神タイガースは首位の座にあり喜びに満ちあふれておりました。

それがこの日の巨人戦で11対1と大敗してしまい、その後はパタパタと8連敗を喫し、危うく4位まで転落しかけてしまいました。

なんとか踏みとどまって、クライマックスシリーズには参加できる運びとなりましたが、投げられない先発投手と打てない打者で、まるでネコのようになった阪神タイガースクライマックスシリーズで果たして順位を入れ替えることができるのでしょうか?

今日(2日)も横浜ベイスターズに5対0と完封され、ここのところ試合をみるたび胃が痛む始末です。

この出張中、東京での仕事が、巨人の優勝のおかげでスムーズに運べば、それはそれでよしとしますか。(笑)






写真??は共同通信さん、?は時事通信社さんからお借りしました。