2年ぶりにお電話をいただいて・・・

夕べ9時を過ぎてから携帯電話が鳴りました。

こんな時間にどなたからでしょう?

見ると2年前「いち徳」さんのお店ではじめてお会いしたMさんからでした。

Mさんご夫妻とはたまたまカウンターでお隣りどうしになったご縁で、お酒が入っていたことも手伝って美味しさ談義に花を咲かせたものでした。




実はその時Mさんには、私がよく行く福井の「かねろく」さんのお店のお話をして地図と電話番号をお教えしておりました。

それからしばらくして、Mさんご夫妻は私たちが福井へ行くのとまったく同じようにして、わざわざ泊まりがけで出掛けて下さり「かねろく」さんを訪ねて下さったのです。 

Mさんご夫妻は[「かねろく」さんでお食事を済ませホテルへ帰る途中に、「duoさん、いいお店を教えてくれてありがとう。美味しいお魚を堪能して来ました。また寄せて頂こうと思っております」と、感謝の電話をして下さったことを覚えています。

そんなことがあった一方では「いち徳」さんが手のシビレる病気に罹り、それが進行して2年間もの長期にわたってお店を休まれることになってしまったのです。

それ以来Mさんご夫妻とはお会いする機会もなく、また電話でお話することもありませんでした。

それが昨日の突然の電話です。




「いち徳」さんが7月の終わりに2年ぶりにリニューアルオープンされたことを、私は先日このブログで記事にしたばかりです。 

そしてMさんは「いち徳」さんが再オープンされたことをまったく知らなかったようです。

Mさんご夫妻は甲子園口にある別の行きつけのお店に行かれたようですが、そのお店がお休みだったことから、何処か他にいいお店がないかと探して看板も碌(ろく)すっぽ見ずに知らず知らずのうちに入ったお店がたまたま「いち徳」さんだったようです。

それでも最初のうちは、2年もの長いブランクと前のお店から電車で2駅も離れている場所だったため、そのお店が以前通っていた「いち徳」さんであると気がつくまでに大分時間がかかったようです。

マスターとの会話の中でだんだんと記憶が甦って来て、夙川にあったあの「いち徳」さんだと分かった時にはその偶然にマスターともども非常に驚いたと言っていました。

マスターとのお話の中で私たちのことが話題になったらしく、懐かしさのあまりお電話を掛けてくださったようです。

そんなことから、近いうちにこの「いち徳」さんでお会いしませんかとお誘いを受け、二つ返事でオーケーを致しました。

Mさんご夫妻と2年ぶりにお会いできる日がとても楽しみです。