林明子さんの絵本
長女から宅急便が届きました。
開けるとGODIVAのチョコレートです。
いつもこうなんです。 なかなか家に帰って来られないこともあるのですが、気の抜けた頃に持ってきます。
今回は、ホワイトデーが間近に迫って慌てて送ってきたのでしょう。
下の娘とお嫁ちゃんは、ちゃんとバレンタインデーに送ってきました。
下の娘はウイーンから持ち帰ったホテルザッハのオリジナルザッハトルテ(左)。
お嫁ちゃんからはチョコレートシフォンケーキに無糖の生クリームが添えられていました。(右)
長女の宅急便の中には、もう一つ包みがあります。
どうやら、これはお母さんあてのようで、多分家内の誕生日が近いので一緒に送ってきたのでしょう。
中身は林明子さん絵、筒井頼子さん作の絵本『あさえとちいさいいもうと』でした。
家内は林明子さんの絵がとても好きで、彼女の絵に出てくる女の子が娘たちとだぶるのだと思います。 娘たち二人も母親に負けないほどの林明子さんファンです。
作家さんは、林明子さんご本人や筒井頼子さん、それ以外の方もいらっしゃいますが、筒井頼子さんのお話が家内のイメージに合うようです。
今回の『あさえとちいさいいもうと』は、まさしく小さい頃の娘たちと完全にオーバーラップして、お話を読んでいるかたわらから、もう涙ぐんで読み終わる頃には涙がいっぱい溢れていました。
あらすじ
お母さんが寝ているいもうとをあさえちゃんに頼んで買い物に行きましたが、その間にいもうとのあやちゃんが起きてしまい、あさえちゃんは道路に線路を描いてあやちゃんを遊ばせようとします。
夢中に描いている間に顔を上げるとあやちゃんの姿がありません。慌ててあちらこちら探します。
大通りの方から聞こえてきた自転車の急ブレーキの音にあさえちゃんの胸がはげしくなりました・・・