ビックリ!! キーを抜いているのに、エアコンが・・・

自動車が修理されて戻ってきました。
CDは取り外したままで、まだオーディオメーカーで修理中です。

修理に出す時に、車からおろしたものを、再度積み込むために車のところへ行きました。もちろん、納車された時点で車のキーは抜いてあります。

ところが、なにか音がしています。

運転席に座って、耳を澄ますとどうも勝手にエアコンが動いているようです。

すぐに携帯で車屋へ電話を掛け、状況を説明しました。

「納車した者が間違えてエアコンのレジデュアル・ヒーターのスイッチを入れてしまったかもしれません。エンジンを掛け直したら切れますから。そのまま放置しておいても30分経つと止まります。」とのこと。

「レジデュアル・ヒーター??」 ワケが分かりません。どういうことか聞くと、「キーを切って一時的に車を離れても、暖気をキープする余熱ヒーターという装置がついています。この国の冬は厳寒の時季があるのでしょう」と、いう返事でした。

へ〜ぇ、同じ型の車を2台も乗っていますが、今の今までそんな装置が付いていることを知りませんでした。


でも、オートマチック・クライメート・コントロール(エアコン)のパネル画面にはそんな余熱ヒーターのスイッチはありません。ましてやバッテリーの電圧が低いときにはどうなるのよ、バッテリーが上がっちゃうじゃないのなんて思いながら、あらためて今頃になって取説を引っ張り出してみると・・・

ありました。

 余熱ヒーター
エンジン停止後も、エンジン冷却水の熱を利用して暖房を行うことが出来ます。風量と吹き出し口は設定できません。温度のみ温度調節キーで設定することができます。

イグニッション・キーが0か1の時、またはキーが抜いてあるとき「A/C」スイッチを押すと作動します。再度「A/C]スイッチを押すと余熱ヒーターは解除されます。クライメート・コントロールの画面上に「RESIDUAL HEAT」の文字が表示されます。
次の条件のとき作動を停止します。
●イグニッション・キーを2にしたとき
●作動させてから30分後
●エンジン冷却水の温度が50℃以下になったとき
●バッテリーの電圧が低下したとき


私の疑問にも、ちゃんと答えてくれていました。

レジデュアル・ヒーターね。 今度買い物の時にでも使ってみよっと。