パスカード
営業マンが入ってきました。
「レストランのご案内で参りました」
手には割引券なる冊子を持っています。
「実は、これは・・・」
営業マンの説明が始まりました。
その手元を見て・・・
ハハ〜ン!あれか?
以前にも、あちらこちらのレストランを
この方式で5〜6回利用したことがあり、
方式の内容は知っているので詳しい説明は
不要と伝えました。
一般にパスカードと言うレストランなどの割引クーポンの訪問販売です。
パスカードとは、1991年にカナダとアメリカで誕生し、店舗側が提供する割引サービスクーポン券で、誕生後すぐに世界中に広まり成功を収めています。
パスカードは、その店を知らない、または知っていても行った事がないという人に対して、来店のきっかけ作り、空席を埋めることができます。
その結果、来店客が増加して売上を増やすことができます。客側はクーポン券を利用することにより、割引価格でそのお店を利用することができます。
お店によってクーポンの価格や割引率は異なります。
今回持参のクーポンを提供しているレストランは、六甲道(阪神電車 新在家駅)南側のサザンモール六甲B612というショッピングモールの中にあるお店 「○バイバルカフェ」 で、クーポンの価格は税込3570円でした。
クーポン券には『土・日・祝日のPM6:00〜PM8:00は、ほぼ満席です』と、苦情が出ないようにおことわりが書いてあります。
ショッピングモールの中にあるレストランなので、土・日・祝日は満席の時が多いようですが、おそらく平日の空席を埋めるためのクーポン企画なのでしょう。
過去に購入したパスカードはどれも割安感があったので、今回も買ってみることにしました。
クーポン券は5000円割引券(10,000円以上利用時)が1枚、3000円割引券(7,000円以上利用時)が4枚、1000円割引券(3,000円以上利用時)が4枚、合計9枚です。
夕べ、早速下見をかねてサザンモール六甲B612へ行ってきました。
「○バイバルカフェ」で食事をしてきました。
う〜ん、普通に利用すればいいんじゃないですかっていう感じのフツーのお店でした。
お店の外観やメニューは、 こちら をご覧下さい。
損得の計算です。
クーポン券は全部使いきると、21000円分の割引になります。但し、使用期限があります。 5月31日までです。
初期購入費用の3570円を回収するには、2人で税込3000円以上の食事に4回通えば、もとはとれます。
9枚全部のクーポン券を使うには最低で50000円分のお食事をすることになりますね。毎回食事の費用が2〜3割超過するとなると、総額で60000円から65000円です。
それに、初期購入費用の3570円を合わせると、実際の割引率は、ざっと計算して3割くらいお得になるってことでしょうか。
ま、損はしないでしょう。