国税局からの電話

duoさん、いっぱい(??)税金を納めているものですから、今日国税局から電話がかかってきました。 表彰でもしてくれるんかいな? (笑

以下そのやりとりです。



「デュオさんのお宅ですか?」
「はい、そうですが・・」
「デュオ duoさんはいらっしゃいますか?」

自分の名前も名乗らずに失礼な奴と思いながら、

「どちらさんですか?」
国税局です。 デュオ duoさんですか?」

やばっ! これから出張なんだぜい。 調査でもあるんかい?

「はい、そうですが・・」
国税局では、過去5年間にわたり、あなたの納めた所得税を見直しています。平成16年度の所得税に計算の間違いがありました。」

ますます、ヤバイ。 こんな年末になって呼び出しかいな?

「どういう事ですか?」
「納付税金が43,000円ほど納めすぎになっております。ついては、これをお返しさせて頂くのですが、現在個人情報保護法の関係で、送金先の口座番号を教えてもらうことができません。ご足労ですが、ATMのところまで今すぐ直接行って頂けますか?」




ここまでの会話で、相手が国税局でないことが分かって、ホッとしました。

「すみません。実は私、duoではありません。本人は出かけていて、ここにはおりませんので、後で本人から連絡させます。恐れ入りますが、どちらへお電話さしあげればいいでしょうか?」
「ご本人さんではないのですかぁ?それでは 0120−06−1780 までご連絡下さい。私は、国税経理部の鈴木と申します。」
「はい、はい。わかりました。後ほど本人に連絡させます。」

と言って、その電話を切り、すぐに警察と神戸市情報センターへ情報提供の電話を入れました。




大体、国税局から税金の還付がある場合は、電話なんか掛かってきません。必ず書面で通知が来ます。

それに国税局は納める税金が不足していたら、延滞税をつけて徴求して来ますが、納めすぎの時は、こちらから修正申告をしない限り還付はしてくれません。それに国税局からの還付金は必ず銀行か郵便局の本人の通帳への振込です。

さらには、国税局にフリーダイヤルはありません。

電話連絡をした警察署の刑事2課では、最近このケースの詐欺が多いと言っていました。神戸市情報センターでは、先日NHKの情報番組で特集をやっていましたが、神戸では初めて聞いたと言っておられました。




ほんとにもう・・・ これから出張で出かけなければならない矢先の一番気ぜわしいい時に本当に迷惑千万な電話でした。

もちろん、私はフリーダイヤルへ電話なんかしていませんよ。

皆さんもくれぐれもお気をつけ下さい。