猫のベンジャミンのイギリスだより
何十年前のことだったでしょうか、日印協会の後援でインド各地の文化に触れる旅を、バス、ロイヤル・オリエント急行、ローカルの飛行機を乗り継いでカルカッタから最北端のカシミール経由でボンベイまで横断をしたことがあります。
デリー(ニューデリー)では、首相官邸を訪問して、時のインド首相、インディラ・ガンジーさんにお会いし、お話をお聞きしたり、写真を撮ったりもしました。
ツアーの参加者は、お坊さん、新聞記者、画家、作家、学校の先生から学生さんと多種多彩なメンバーで、一ヶ月足らずの日々を共に過ごした楽しい記憶がよみがえります。
そのメンバーの中に栃木県から参加されていたご姉妹がおられ、そのお姉さんとは、未だに親交があり、彼女が我が家に来られたり、また、私が栃木へお邪魔させて頂いたこともありました。
前置きが長くなりましたが、その彼女から分厚い郵便物が届きました。開けてみると、1冊の本と手紙が入っていました。
お手紙には、相変わらず年に2回は海外へ出かけており、今年2月には南アフリカの4カ国を訪れ、きれいなアフリカの自然を満喫してきたけれど、この次は、赤道下のもっともアフリカらしいアフリカを訪れてみたい、というお話が書き綴られていました。
そして、同梱の本の説明です。
当時インドへ一緒に行った妹さんが、その後イギリスへ語学勉強のために留学し、帰国後、東京・青山通りで「CAT HOUSE」という猫グッズを扱うお店をやっておられます。
そのお店のホームページの中で、ベンジャミン君(猫です)が、イギリス事情をエアメール形式で掲載しています。
.送って来られた本は、そのベンジャミン君のエッセイを一冊の本にまとめたものでした。私は知らなかったのですが、この「CAT HOUSE」は、猫好きの間ではかなり有名な人気ショップらしいです。
そんな昔の想い出のある妹さんが書かれた本・・・
『猫のベンジャミンのイギリスだより』集英社刊
仕事に一息入れた時にでも、少しずつ読むことに
しましょう。
ご寄贈頂きまして、ありがとうございました。
ご参考までに
右のイメージはこの本を出版するきっかけとなった『CAT HOUSE』のホームページにある記事の一部です。
作者の関谷里美さんは、この記事の主が猫であることから、ホームページの方では左手で書き綴っておらるということでした。