月桂樹

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ん?

これ、月桂樹じゃない

公園の脇に大きな月桂樹の木を見つけました


実は震災の前には月桂樹の木があったのですが

その後、整地をしたときになくなってしまいました



近くに月桂樹を植えておられるお家もありますが

あつかましく頂きに行くわけにもいかず

・・・とても不便を来たしていました


そんな時、見つけました

こんなに近いところにあったなんて・・・

全然知りませんでした



公園なら、なんの気兼ねもなく取って来られます

徒長枝を一本折って来ました

早速、乾燥させてお料理に使いましょう




【ちょっと豆知識】
月桂樹は、クスノキ科の常緑樹で、英語でローレル(Laurel)、フランス語でローリエ(Laurie)、漢方では瑠璃葉(ルリヨウ)と言います。フランス、スペイン、ギリシャ、イタリア、トルコの地中海沿岸が主産地で、別名ベイリーフ(Bay Leaf)とも言われます。

普通は乾燥したものを葉のかたちのまま、或いはもんで砕いたものを使用しますが、生の葉を用いても構いません。醒臭除去性と爽快なアロマを有します。

用途としては、魚、肉、ポテト、ピクルスによく合います。特にスープ、シチューの鍋に一枚入れておくと、香りが一段と引き立ちます。

ウスターソース、カレーにも重要な原料の一つです。
ブーケガルニを作るときにも欠かせません。(ブーケガルニ=パセリ、タイム、ローリエ、セルリーなどの香草や香味野菜と香辛料を束ねたもので、スープや煮込み料理などの香りづけに用います)

[ワンポイント]
煮込み料理に使うときは、もんで細かく砕いてはいけません。香りを引き立てるために、折り曲げたり、切り目を入れるくらいにしてホールのまま使います。長く煮込むと苦みが出るので、最後に取り出す必要があるからです。粉末や細かく砕いたものは煮込み料理にはむきません。

〜duo's spice book