BD−1
(「スポーツジムをやめて」の続き)
そして、買ったのがこのマシンです。
シルバーのフレームが私で、ピンクが家内です。
2台並べるとサドルの高さが大分ちがいます。
(家内は・・・???とは決して言いません。恐ッ!
私の足が長い(?)ことにしておきましょう。)
ドイツ製の折りたたみ自転車で「BD−1」といいます。マウンテンバイクタイプにも拘わらずとても軽い折りたたみ自転車です。
変速ギヤは日本製で、世界的に名高いシマノ社製のものがついています。
メインフレームに巻き付けているシルバーのものは折りたたんだときに自転車を入れる袋です。電車に乗るときは折りたたんで、自転車が見えないように袋に入れることになっています。
通常の自転車がハンドルとサドルをつなぐメインフレームを二つに折ってたたむ方式であるのに、これは前後のタイヤがそれぞれ留め金一つ外すことでメインフレームの下に潜り込みます。ハンドルもロックを外すと倒れ、馴れると15秒でたたみ込めます。
メインフレームを折らないので、オフロードでもガタがくることはありません
重さは10kg、折りたたむと長さ72cm、高さ60cmで
特に厚みは39cmと圧倒的に薄く、持ち運ぶのにも
無理がなく、乗用車のトランクにもらくらく入ります。
私はこの「BD−1」を家内の分と2台乗用車のトランクに入れて目的地まで運びます。
電車の駅に近い所に車を停めてそこから走り出し、観光地を好きなように走り回って最後は電車に乗って元の場所まで戻ってきます。折りたたんでカバーを掛ければどこの電車でもOKです。
今までに、日帰りで一番長く走った距離は伊勢志摩半島です。
鳥羽の南、近鉄志摩線沓掛駅の近くに車を停めて南へ下り、スペイン村の横を通って的矢湾に出て、さらに260号線を南下。大王崎灯台からは西に向かい、左手に太平洋を眺めて英虞湾の突端、御座岬まで出ました。御座港からは連絡船で賢島に渡って、ちょうど半島をぐるっとまわり英虞湾を一周するような形になりました。
そのあと電車に乗ってもとの沓掛駅まで帰ってきたことがあります。
自転車の走行キロ数は60km近くありました。このとき御座港の船の運行回数が2時間に1便しかなく、最終便も4時台だった記憶があります。
その最終便には、ギリ間に合ったのですが、船着場に到着してからはじめて最終便の時刻を知ったので、乗り損ねていたら、電車も通っていない半島の国道を、また自転車でえっちらおっちら引き返すハメになるところでした。
さすがに、この時は家内と二人、ゾッとして顔を見合わせたものでした。
さて、この次の長距離ロードサイクリングは、自転車道が併設されているしまなみハイウエイを走ってみたいと思っています。
大きなことを言って、果たしていつになることやら分かりませんがね・・・