1・17

今日未明、1月17日5時46分静寂のなか、阪神大震災からまる11年目を迎えました。


神戸市では、各地で追悼の祈りが捧げられました。


神戸市役所南隣り東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」の前では、地震発生時刻の午前5時46分竹灯籠にロウソクの灯をともして「1・17のつどい」が営まれ、6434人の犠牲者に鎮魂の祈りが捧げられました。

矢田立郎神戸市長は「私たちがすべきことは震災から生まれた『やさしさ』や『思いやり』、『支え合う心』を語り継いでいくことではないかと思います」と訴えました。


また、兵庫県は10年をくぎりとして、今年の11年目は次の10年にむけての新たなスタートの年と位置づけ、追悼式典の名称を「ひょうご安全の日 1・17のつどい」と変え、今年からは震災の経験や防災に対する決意を強調する内容に変更しました。

この式典は神戸市中央区HAT神戸の「人と防災未来センター」の前で開催され、正午の鐘にあわせて黙祷が捧げられました。


2006年1月現在の被害状況(兵庫県調べ)

 死者 6434人 (県内6402人)
 行方不明者 3人 (県内3人)
 重軽傷者 4万3792人 (県内4万92人)

 全壊家屋 18万6175世帯 (県内18万2751世帯)
 半壊家屋 27万4182世帯 (県内25万6857世帯)

 
黙祷



写真は神戸新聞さんよりお借り致しました。
11年前の夜明けに思いをはせ、ろうそくの灯に祈りをささげる。午前5時46分、被災地は静寂に包まれた=17日、神戸市中央区、東遊園地(撮影・水田日出穂)






写真は日経新聞さんよりお借り致しました
ろうそくに灯をともし、犠牲者の冥福を祈る人たち
=17日、神戸市中央区