7月3日 日曜 日 久々のテレビ観戦 (3)
引き続き、本日3つ目のスポーツ番組。
おかえりなさい、ミスター。
巨人の終身名誉監督ミスターが復帰しました。不自由な右手をポケットに入れて、左手を振ってニコニコしながら声援に応える長嶋さん、そしてその長嶋さんに一礼してポジションに走る巨人軍の選手達。その光景は感動でした。
しかしながら、その長嶋さんが観戦する中、巨人ー広島戦の試合内容はというと、巨人選手というよりも近鉄のイメージの方が強いローズの一発だけで1点しかとれず、生え抜きの桑田投手も制球の悪さから序盤に押し出し四死球を与え2点も失点し、復帰観戦中の長嶋名誉監督にお祝いの勝利すら献上できなかったのは、甚だ情けなく思いました。
今の巨人は過去の長嶋ブランドの人気に寄りかかる以外の何でもないチームとなってしまったことを非常に残念に思います。
今や東京ドームは、イギリスの有名なマダム・タッソー蝋人形館のように各チームの有名選手の雁首だけをかき集めて、見せ物小屋よろしく、かつて華やかなりし選手を一堂に並べたスター軍団展示ドームと化してしまいました。
そう嘆く巨人ファンも多いのではないでしょうか。
写真はニッカンスポーツさんよりお借り致しました。