関係者であっても、事故は他人ごとだと思っているのでしょうね

イカーで単独事故を起こせば、自業自得の自損事故、他人を巻き込めば迷惑事故となります。

公共の乗り物にあっては、大量虐殺の事故となり、それはあってはならない許されざる人殺し行為です。

4月29日羽田空港で、閉鎖していた滑走路に着陸指示が出されました。その時18人の管制官全員、滑走路が閉鎖されていることを「わすれていた」らしいです。

もし閉鎖後の滑走路で、すでに工事が始まっていたら・・・・・JR脱線事故に続いて大惨事になっていたでしょう。

人の命を預かる公共輸送に携わる仕事だという意識がまるでありません。危機管理にまったく欠けています。まだJRの脱線事故でレスキューが救助活動をしているさ中ですよ。

公共輸送の関係者は、自分達のまわりからは事故を出すまいと、新たに心に誓ったばかりだと、私たちは思っていたのですが・・・ やっぱり人ごとという意識が強いのでしょうね。

「公共輸送の信頼を損ない申し訳ない」と羽田空港のトップは頭を下げ、国交省も「深くおわびします」と陳謝、しかし謝ればいいという問題ではありません。 謝るだけならサルにでもできます。

人の命をあまりにも軽々しくみています。自分たちが起こした事故でない限り、よその事故はよその事故、矢張り人ごとなのです。

その運転中の電車に愛する妻が、その着陸態勢に入った飛行機に可愛い息子や娘が乗っていたら、どうでしょう。 もう少し慎重な態度で臨んだことでしょう。

人ごとにしない方法、それは常に愛する家族が乗っていると思って任務を果たすことです。そういう考え方を持つ以前の、基本的な管理体制に問題があるのも事実です。

国交省はこの18人の管制官を勤務から外し、再研修を実施すると言っています。

それで、すべてが解決するとはとても思えませんが・・・