花粉症対策に朗報? でも遺伝子組換えでは・・・?

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今日の日経の記事から、農水省が花粉症対策になるコメや緑茶の研究を進めているということです。

この花粉症対策のおコメって、遺伝子組換えですよね。

この春から、つくば市農業生物資源研究所の隔離された水田で、野外栽培実験を行い、生態系に影響がでないか調査して、3年後には試験販売をすると言っています。 
血圧降下や肥満防止のコメも研究中だとか。

数年前から問題になっている遺伝子組換え大豆は、当時消費者の強い反発があったことが記憶に新しいところです。

遺伝子組換えと品種改良とは、ちがう ということを消費者はちゃんと認識して区別するべきだと思います。

もちろんアレルギーに悩む人にとっては、朗報でしょうが、遺伝子組換えの問題をウヤムヤにして先へ進むのは如何なものでしょうか?
農水省厚労省は、利点ばかりではなく、やはり、その辺の問題をもっとキチンと消費者に伝えなければいけないと思います。

一方緑茶の方は、もともと紅茶用に品種改良された「紅ふうき」で、既に商品化されています。
これにはアレルギー反応を抑制する成分「メチル化カテキン」の含有量を多く含んでいることが発見され、来年から本格販売を始めるという事ですよ。

http://health.nikkei.co.jp/allergy/