ミラーリングディスクを設置して、これでひと安心

パソコンがクラッシュしたらどうしょう。

・・・その都度ちゃんとバックアップコピーを作ればそんなに恐れることではない。

でもこれは、表向きの話。 じゃ例えば皆さんは発信メールや受信メールはどうされていますか?これなんかもFDやCD、DVDにバックアップを作っておられますか?

私がメインで使っているPCはHDD300GB、動画をやらない限り、容量を使い切ることは先ずないでしょう。

しかしです。いちいち全てのデータをバックアップするのは容易なことではありません。

長い間悩みのタネでしたが、ついに決めました。

「RATOCリムーバブルケースRAID1ミラーリングモデル」を、やっと買いました。

上下2段の2ベイトレーに内蔵型の3.5インチディスクを入れて必要に応じて交換できるものです。上下2段の合計容量で使えるものと、上段を下段にミラーリングするものとがあります。


もちろん、私の目的は、クラッシュ時の保険であるため、ミラーリングのものを買い、上下それぞれのトレーに、各300GBのハードディスクを取りつけました。

ミラーリングなので上下同じ容量のディスクを挿入する必要性があります。



この連休に息子夫婦が帰省してきたので、手伝って貰って、≪設置→初期化→データの移動≫を行いました。

「ローカルディスク(C)」のデータは全て新しい「ディスク(R)」《RATOCの頭文字を取ってこのように名付けました》に移動して、(C)はアプリケーションのみにしました。

例えば(C)にあるアプリケーション「OUTLOOK」でメールを作っても、自動的に(R)の上段にデータを書き込んで保存してくれます。そして、同時に勝手に(R)の下段にバックアップを作ってくれます。

パソコンを買い換えても、USB2接続なので、線を引っこ抜くだけで新しいPCにデータの移動の必要はありません。

これで、(R)が壊れても(R)のバックアップが自動的に作られているのでひと安心です。

更に、他のPCにそれぞれドライバを設定しておけばUSBケーブルをつなぎ変えるだけでデータの共有もできます。

リムーバブルケースなので交換用のトレーとハードディスクを新しく買ってくれば、フロッピーディスク感覚で使い分けも出来ます。ハードディスクも1GB100円の時代です。何ともまあ便利になったものです。

写真3枚目中央下の引出のようなケースが、今回設置したリムーバブルケースです。








チケット3枚紛失・・・日付けも座席もわかりません

東京で舞台活動をしている娘が、ファンさまから「ご両親とご一緒にどうぞ!」といって、大阪四季劇場で公演される≪マンマ・ミーア!≫の5月のチケットを3枚頂きました。

去年の11月の話です。

ところが、娘は半年も先の話なので、そのチケットを大事に保管していたハズというのですが、どこへ保管したのか、それとも落としてしまったのか、どうしても見つからなくなってしまいました。

日にちは迫ってくるわ、チケットは見つからないわで、大分焦ったようです。

5月4日だったか5日だったか、はっきりした日にちも覚えておらず、座席も全くわからず、かといって1万円もするチケットを3枚も紛失したと、かのファンさまにも言えず、劇団四季に問い合わせるにも問い合わせようがなく、ほぼあきらめておりました。

それでも、3万円は大きいのでなんとか調べる方法がないものかと、娘に手を尽くすようにハッパをかけました。

11月頃に買ったものと思うがはっきりした購入日はわからい
どこのチケットピアで買ったのかもわからない
日付けは5月4日か5日であったがどちらかわからない
座席はS席の3席連番であったけれど座席番号は分からない
わかるのはチケットを購入したファンさまのお名前だけ・・・

と、それだけの条件をチケットピアへ行って説明をしたところ
・・・調べてくれました。それだけの条件で。そしてやっと分かりました。

5月5日のS席G列9番10番11番の座席だということでした。
よくまあ、わかったものです。正直言って驚きました。

しかしながら、ここからが問題です。座席は分かりましたが、チケットは既に発券しているので、そのチケットを持っている人が現れれば、権利はその人にあるというのです。

当然のことですよね。

「劇場の窓口で名前と座席を告げて、開演5分前まで待って、その時点でまだ座席が空いているようであれば入場して頂きます。但し、チケットを持っておられる方が、その後に来られた場合は、退席して頂きます」ということでした。

それも、当日になってからチケットを紛失しましたと直接窓口に行っても、これは席が分かっていて空いていたとしても受け付けてくれないそうです。


いよいよ当日になりました。最悪入れないことを覚悟して、大阪の四季劇場へやってきました。

どうか、誰も来ませんようにと願いをこめながら、どんどん劇場に吸い込まれていく観客の背中を恨めしげに眺めていると・・・劇場関係者風の男性がチケットを手にこちらに向かってこられました。

「やったぁ。持ってきてくれた。」 

もうニコニコ顔です。

男性「チケットがないのですね」

私たち「はい」



男性「チケットが1枚余ってしまいました。時間もないので、よかったら差し上げます」

私たち「えっ? いえ、チケットを紛失したために、入場をギリギリまで待たされているのです」

男性「私はもう入場しないといけないし、どうせムダになるのですからお使い下さい」

私たち「それでは、入場出来ない時に、この券で娘だけでも入れてやります。ありがとうございます」


私たちの早とちりでした。 その方は劇場の関係者ではありませんでした。

しかし、そんなわけでありがたくS席3列目のど真ん中のチケットを1枚頂きました。


その後、幸いにも私たちの席の入場者も現れず、係の女性が「業務用入場券」と印刷された黄色いチケットを持ってきてくれて、無事3人とも入れて貰えました。

ミュージカルの幕間にその方のところに行って、入場できたことを説明し、丁重に先ほどのお礼を申し上げました。

私たちが入場できることになった時点でチケットを探しておられる方がいれば、再度廻して差し上げられたのですが、私たち自身がギリギリの入場だったので、その1枚は残念ながらムダにしてしまいました・・・

結局ムダにはなってしまいましたが、チケットを下さった方、ご厚意どうもありがとうございました。

そして、娘のファンさま、あなたさまの知らないところで、とんだお騒がせを致しました。また、高価なチケットを3枚もありがとうございました。 

≪マンマ・ミーア!≫ 素晴らしかったですよ。 娘と3人でしっかり楽しんでまいりました。