青森産かも鍋 と 北海道産本ししゃも そして 九州の芋焼酎

先日デパートの外商さんから電話が掛かって来ました。

青森産の鴨鍋と北海道産の本ししゃも、それに九州の芋焼酎を買って下さいって。

今日届きました。

芋焼酎は、「焼酎蔵薩州五代目濱田屋伝兵衛【傳】37度720ml」

ラベルにシリアルナンバーが入っている限定焼酎です。




かも鍋はガチガチに凍った出汁にうどん、鴨ロースとつみれが入っています。

これにたっぷりのネギと、他の野菜類や豆腐を加えれば、美味しいかも鍋の出来上がりです。







こちらは本ししゃもです。

以前、日高鵡川(むかわ)産の本ししゃもをいただいて記事にした ことがありますが、こちらは、十勝広尾産の本ししゃもです。

雌が20尾と雄が10尾入っています。

早速、数尾炙ってつまみ食いをしてみました。




ん・・・・・??

違う。 あの鵡川の本ししゃもと比べると、ちょっと味も甘味も劣ります。

価格は似たようなものだし、同じ本ししゃもなのですが、遡上する川が違うだけでこんなにも変わってしまうものでしょうか。

獲れた時期が違ったからなんでしょうか?それとも産地によって処理の仕方が違うのでしょうか? 



一般に子持ちシシャモとしてスーパーあたりで売られている「カペリン」という種類とは全然違いますが、本ししゃもの中でも産地によって違いがあるようですね。


こちらの写真は・・・
以前記事にした時の日高鵡川産の本ししゃもです。



いま北海道の本ししゃもは、乱獲の影響を受けて激減しているようです。漁師さんたちは漁業協定を結んで漁獲量の上限を決め、本ししゃもが遡上を始める時には、鮭と同じように禁漁としています。

ところが、本ししゃもは値段が高いため密漁が後を絶たず、遡上後の川で集団で盗られるので、この時期漁師さんたちは夜中じゅう車のヘッドライトを川に向け投光し、密漁を見張っていると聞きました。


どんなところにも、こういう悪いヤツらはいるようですね。



今日は朝がたの雨が雪に変わり、神戸市内も珍しく降り続いた雪で、街じゅう一面真っ白になっています。こんな日はどこにも出掛けないほうがいいですね。

今日はいいものが届いたことですし、夕食は鍋に決まりです。一緒に届いた本ししゃもを炙って肴にして、37度の芋焼酎「五代目濱田屋伝兵衛『傳』」をお湯割りで飲りながら、かも鍋で温ったまることにします。
今日の夕飯は、ちょっと・・・いや、かなり贅沢をさせてもらいます。