やっとありつけました 『サワラのタタキ』

6月5日

 5月29日の記事
「サワラのタタキ」を食べに日生(ひなせ)まで行きましたが・・・ から

『また行って、食べたら教えてね〜』 とコメントを頂いたから行ったわけではないのですが、今日1週間ぶりに、また日生まで240km走ってきました。

今度は、用心して事前に「寿司割烹みやけ」さんに電話を掛けて
「お店はやっておられますか?」「今日はサワラはありますか?」
と、
聞いてから出かけました。

この日は、日生漁港のサンバーフェスティバル(水産業祭り)というイベント
があり、先日お会いした倍賞千恵子似の「みやけ」の女将さんは、漁港の
イベント会場へ朝から出かけていて、お店ではお会い出来ませんでした。

マスターに「神戸のduoです。先週は、ここで女将さんのお料理を頂きながら、
テレビの中でマスターにお目に掛かりました。」とご挨拶をして、早速
『サワラのタタキ』を出して頂きました。

出てくるなり、「うわっ、美味しそうっ!」と、マスターのうんちくを
聞くよりも早く箸が出て、3切れ、4切れと食べ始まってしまいました・・・

が、「写真を取り損ねたっ (>_<)」 ここで気がつき、慌てて、
二人分をひとつにしてもう一度写真用に盛りつけ直し、パチリッ。



次に出てきたのが、『小魚の唐揚げ』です。テンコチ、イシモチ、カレイ等小さいだけにこれが結構整理するのに手間が掛かるらしいです。

いかに食い意地が張っているというか、学習能力がないというか、これも思わず数匹食べてしまってからの撮影となり、家内と顔を見合わせたものでした。


美味しい地魚を何品か頂いた後、最後は『サワラのばら寿司です。タタキと違ってサワラも酢でしめているので、幾分皮は固くなります。

これは、おとなりの地元のお客さんに「また、写真を撮り忘れますよ。」と、ご親切にも注意をして頂き、お箸を付ける前にバッチリ撮ることができました。お隣さん、ありがとうございました。


マスターのお話では、6月下旬にはサワラに筋が入るので、刺身やタタキではなく、炒り焼きにするとのことでした。筋が入る・・・魚の表面に縞模様でも出るのかと思いきや、身自体に筋が入り、食べるとわかるということです。こうなると、これまた日生名物ですが、『サワラの炒り焼き』にして食するとのことです。(炒り焼きはまだ食べていないので岡山中央魚市?さまより参考写真をお借り致しました)

これは、刺身と魚すきの中間とでもいえるもので、背身を皮つきのまま
刺身より厚めに切り、醤油と砂糖に酒か味淋を少量加えて煮立てます。
グツグツ泡だったころ、サワラを箸に挟んで、鍋の中を一周させる程度に
半煮えの状態で食べるらしいです。

表面はあたたかく、中身はひんやりとして口の中でとろけるような感じが
なんともいえず、刺身より生臭さがなくたくさん食べらるということでした。


午前11時40分から「寿司割烹みやけ」さんにお邪魔をして、満腹感に浸りながら、午後2時半にお店を後にして、漁港のイベント会場へ女将さんに会いに行きました。

会場でキョロキョロしていると、テントの向こうで、女将さんの方から姿を見つけてくれて手を振って下さいました。

女将さんのイベントテントのお店に敬意を表して、『さわら寿司の折り』
を2つ頂き、イベント会場のモチ撒き大会で、紅白2個入りのおモチを
11袋もゲットして帰ってきました。

今度日生に来るときは、サワラの炒り焼きを食べてみたいなとおもいつつ・・・